CV:小倉唯
概要
ゼクレス魔導国の貴族家、ベラストル家の令嬢(実質的な主)である少女。
キャラモデルはエル子を流用しているが、羽は生えていない。
性格はゼクレスの貴族らしく傲慢不遜。美しいものを愛し、美術品を買い漁っては芸術品披露パーティーを開催し、好みのイケメンを招待している。
常に護衛を引き連れ平民に話しかけられるのすら毛嫌いする典型的なワガママお嬢さまだが、一方で恋愛に関してはウブであり本命の相手には不器用というギャップがある。
ストーリー上では当初ユシュカを気に入り、彼へパーティーの招待状を渡すが、ユシュカはこれを主人公に押し付ける。
代役としてやって来た主人公を露骨に嫌がり追い出そうとするが、その場はアスバル(当時はシリルという偽名を使っていた)の機転により事を収める。
その後アスバルが諸事情により国を発った後は不本意ながらも主人公と協力して彼を連れ戻し、彼が母親のエルガドーラや叔父のオジャロスと向き合うための場を用意するなど活躍する。
この際、アイテムを介した転移魔法や幻惑魔法のようなものを使っているため、魔導国ゼクレスの貴族らしくある程度の実力はあるようだ。
主人公が大魔王に即位してからは、上から目線ながらも社交界における振る舞い方を指導してくれたり、主人公がダンスパーティーで披露した舞に大ウケしてくれるなど、ある程度距離が縮まった様子。
しかし、肝心のアスバルは主人公およびアストルティアに夢中であるため、あまり彼女の気持ちに気づいていなさそうなのが悲しいところ。
一応アスバル的には彼女を「他の家族と違って努力家で勤勉、自分の地位に甘んじていないのが好印象」とした上で小さくてかわいいと思っているのだが、二種類ある「かわいい」の内、プクリポ的な意味のかわいいだったため、プクリポに変身させられて憤慨している。
なお、アスバルが正式にゼクレス王に就任し前向きになった後、役目が終わった彼の声専門影武者ボッガンを雇い入れている。
理由は「見た目こそドワーフ型魔族で全く似ていないが、声と話し方だけはガチでそっくり(声優が同じ)」であるため、歌はからきしだが、彼にアスバルからの手紙を読み上げさせると直接話している気分になれるためなかなか重宝している模様
彼女の着ているドレスやストライプソックスなどは後に課金アイテムとして登場。
また、彼女のぬいぐるみも発売されている。
余談
蒐集された美術品の中に大魔王マデサゴーラの描いた絵画があったりする。
また、サブクエストでは一方的にリソルをライバル視していることが判明。
リンベリィの部屋にある窓のところには全て白い花が飾られているがゼクレス城の図書室にある「ゼクレス魔導国 典礼大辞典」によれば、ゼクレス王家の国王は妃にしたい姫君に詩を送り、姫君は結婚を承諾するならば白い花を、拒否するならば赤い花を窓辺に飾るしきたりがあるとのこと。
要は「オッケーだから早く告白の詩を送ってこい」といういじらしいアピールである。