「さあ おいで…残酷に美しく殺してあげよう」
概要
MDCR(マインディーコーポレーション)幹部の一人であり、科学者兼兵器開発担当。
非常に優秀な科学者で、沼の中で抜きん出た頭脳を持つオツキンや氷虎と並ぶもしくはそれを凌駕するほどの知性を持つ。
「ある事件」がきっかけで、シグキンに殺意とも形容される恨みを抱いている。
他の幹部であるジュラルディとジャングル高橋は幼少期からの友人(少なくとも昔はそうだった)で、「事件」の被害者であり、無き故郷の唯一の生き残りであり、シグキンへの復讐を希う同志でもある。とはいえ、復讐に対する思いは他二人とは異なっていたようだが……。
本編ではMDCRに訪れた主人公シグキン一行に盛大な「歓迎」をした。
新作の殺戮兵器と共に彼らを出迎えるという最悪の歓迎方法は、彼らを瀕死の状態にまで追い込んだ。
(初見殺し&物語上絶対の攻撃とはいえ、しっかり対策をしておけばストーリーは進むが全滅は防げたり by筆者)
気晴らしに自身の作った兵器に町などを襲撃をさせることもあったが、ジェラルディには「むやみに問題を起こすな」と咎められていたりした。
人物
一人称は僕。
頭に魚を被っている(というかむしろ喰われてる)ため、本人の顔全体はよく見えない。
また、彼自身頭の魚のことを「この子」と呼んでいたり服にも魚が付いているところからも、多少可愛がってはいる様子。
特技として声真似(すぐにバレてしまう)と兵器開発。
余談
- MO4公式人気投票は太陽、ジェラルディと同率5位だった。その際真の5位を決めるべく殺し合いに発展している。現在は削除されている為確認はできない。
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ネタバレ注意
メインストーリーのネタバレを含みます。
未プレイ者は引き返すか、覚悟を決めてください。
「君のお陰で僕は生まれ変わったんだ……ケヒャハハハハハハハハ!!」
本当の姿
自己の目的のためなら自分の身体さえも顧みない、完全にイカレた科学者。
相手を弱体化(シールドを消すなど)した上で強力な水魔法やレーザーを多用したり、敏捷性が非常に低い兵器の性質を利用しその場にいる者全員の敏捷性を逆にし確実に一番先に攻撃してくる「リバースワールド」を行うなど、非常に狡猾で戦略的な戦闘形式だったため、単純な戦力で今まで勝ち進んできたプレイヤーを絶望させた。そのため、回復&セーブなしの二戦続けての勝負はプレイヤーである我々にとって非常に辛いものとなっていた。(残★美★殺)
また、追加ストーリーの郷切身戦では強敵の多さ(切身とダミー二体)という物量と高い攻撃力で瀕死となった沼を問答無用で殺すなどの能力で苦戦を強いられたプレイヤーは数多く、自力で突破しようと考えた者の多くを諦めさせ、攻略サイトに頼らざるを得なかった人も多いのではなかろうか。
(要らない補足:この文を書いている筆者は攻略サイトを用いての3回戦ってようやく勝つことができた。正直辛かったが、勝てたときの喜びは計り知れなかった。あと普通に声ずっと聞いてたかッ((殴)
顔の左半分には過去シグマに切られた赤い傷痕が残っている。
あづキンにAという俗称をつけて呼び、ヴァニタスの計画の一部のV計画と呼ばれる計画に使い、自我をなくさせた。実験対象にした理由としては他の沼と比べてまだ頭が「マトモ」だったかららしいが、それを聞いたJackを含む他の沼たちがマトモなのは俺だ論争を引き起こすキッカケにもなった(無意味)。
ガバニーズ帝国の生き残りの一人。
同じ生き残りであるジュラルディやジャングル高橋とは違い、過去のシグキンに憧憬の念を抱いている。
だが今シグキンが仲間を作り大事にしている様子は馬鹿馬鹿しいと思っている。
メインストーリーで死んだ郷切身は彼が作った精巧なダミー。
本人は絶海の孤島に潜伏して遠隔で様子を見ていた。(勿論ジェラルディの最期も)
三体目のオールドドールの搭乗のため、実験台として勝手にジュラルディに憎悪のマイドニウムの一部(故郷の住民たちの憎悪の念)を埋め込んで様子を見てから、自分にも投与した。
最後憎悪のマイドニウムに取り込まれ狂ってしまったジュラルディとは違い、切身はそれを逆に呑み込もうとするほど強い(狂った)精神を持っていたため、投与しても取り込まれなかった。
また、マイドニウムを投与した影響で左腕が大きく変形したが、その代わりに筋力の上昇と体の再生能力を得た。
ちなみに、この姿の切身はヴァニタスのマイドニウム付きということから非公式でヴァニミとも呼ばれていたりする。
好きな物は「強いもの」と「美しいもの」。
過去のシグマの影響で殺戮を美学として考えるようになった。
マッド・サイエンティストとなったのは彼の影響である。
元は純粋に友人を守ろうとする少年であったのだが……。
なお、MDCR社で死んだ仲間たちの事は道具としか思っていない。