ひょうろんロボット
ひょうろんろぼっと
『ドラえもん』に登場する、ひみつ道具の一つ。また、本稿では登場話の相違点についても解説する。
概要
てんとう虫コミックス第8巻、藤子・F・不二雄大全集3に収録「ロボットがほめれば...」に登場。
このロボットに絵を見せながらベレー帽のスイッチを入れると、「イーイー(良い良い)」と言って褒め、その絵を見た人はどんなにひどい絵でも名画だと感動してしまう。
アニメにおける原作との主な相違点
水田版
- タイトルは「ほめればのび太も芸じゅつ家」
- 冒頭はしずかの叔父に見せるためにのび太が絵を描いているところから始まり、自分の絵がオークションで100億円で落札された妄想もしている。
- 道具を出してもらた際、のび太が試しで描いた絵のモチーフはドラえもん。更に道具の効果でママが言った感想は「今にも動き出しそうなぐらい生き生きしてるじゃない。この宇宙人」と言っており、この後パパも褒めているが、「何かの物体」としか認識しておらず、二人ともドラえもんだとは気づかなかった。
- のび太は外出した先で神成さんの家の壁に描かれた落書きを見つけ、神成さんに濡れぎぬを着せられそうになるが、道具で軟を逃れている。また、この後神成さんは室内に飾るため、この落書きの部分だけをくり抜いている。
- 更に通りかかったおばあさんに郵便局までの地図を書いてあげたところ、これも道具の効果で手を合わせ拝まれてしまっている。
- 道具はのび太のポケットから落ちてから坂を転がり、車にはねられ、サッカー選手に蹴られ、バッターに打たれ、屋根に弾み、スネ夫の家前に落ちて、それをチルルが咥えて庭で布団を干していたスネ夫のママの元へ持って行ったため、スネ夫のおねしょが大々的に褒められる事態となった。