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キャッチ!ティニピン

きゃっちてぃにぴん

「キャッチ!ティニピン」(原語版:캐치!티니핑)とは2020年から韓国で放送されていたTVアニメ作品。日本では2022年から放送されている。

概要

2020年3月19日から2021年4月1日まで韓国のテレビ局KBS2TVで放送されていた3DCGアニメ作品。エモーション王国のプリンセス・ローミーが地球へ逃げ出した心の妖精ティニピンにまつわる事件を解決し、周囲の人々と交流を深め、成長していく物語。韓国では、第4シリーズで5歳女子基準での最高視聴率が20%を記録した超大人気シリーズであり、日本でも人気を高めている。韓国現地ではこれまで第4シリーズまで製作、2024年8月には劇場版も公開予定。中国では「奇妙!萌可」または「捕捉!奇妙萌可」というタイトルで放送され、実写パートも存在する。15分アニメの全52話。日本ではキッズステーションにて毎週日曜午前7時15分よりリピート放送、Amazonプライムビデオなど各種の動画配信サイトでも配信中。シリーズ構成は山口亮太、アニメーション制作はMiraculousLadybugの制作に関わっているSAMGエンターテインメント。

あらすじ

ローミーはいとこが営むベーカリーで暮らす、明るく元気いっぱいな小学5年生の女の子。でも実は、魔法の世界エモーション王国から地球にやってきたプリンセス!

ある日突然、王国で管理されていた手のひらサイズの妖精、ティニピンたちが地球に飛んで行っちゃった! 喜怒哀楽、ぶりっ子、はずかしがり屋、負けず嫌いなど、それぞれの心の属性を持ったティニピンたちが地球で暴れると、人々の心が乱されてしまい大きなトラブルになることも。

地球では学校に通ったり、お店を手伝ったり、友達と遊んだりと楽しい日々を送るローミー。しかし、ティニピンが現れると、ローミーはティニハートウィングで魔法のプリンセスに変身!

プリンセスローミーはすべてのティニピンたちをキャッチし、無事に王国に返すことができるのか⁉(日本語版公式サイトより引用)

主な登場人物

キャッチ!ティニピンの登場人物を参照。

登場ティニピン

ティニピンを参照。

用語

エモーション王国

世界中の子供たちの想像力と夢から生まれた魔法の世界。ティニピン達は元々そこで暮らしていた。エモーション王国の王室の人々は魔法の力で地球と行き来できる。

お城の中には全てのティニピン達を管理する秘密の空間がある。

ハーモニータウン

地球のどこかにある街。ティニピンがよく現れている。サラの経営するベーカリー、ハートローズがこの街にある。

ハートローズ

ローミーのいとこ、サラが営むベーカリー。ローミーはここでお手伝いをして暮らしている。一階にはティニピン達の秘密のアジト、ティニピンハウスがあり、主にロイヤルティニピン達がそこで暮らしている。

魔法の鏡

24話に初登場した、物を沢山増やせる鏡。鏡の前に増やしたい物を置き、魔法の本に書いてある呪文「クロクロ・ミラークリン」を唱えることでその物を沢山増やせる。通話機能もあり、同話や他の話ではこれを使って主にモンジュ博士と通話している。

33話で割れてしまい、ジュンによって捨てられたが後にモンジュ博士が王国に持って帰った。

魔法の原石

24話に登場した、魔法の力が入っている石。強力な力を持つため、副作用が現れることがある。「ピリピリ・リバースクリン」の呪文と共にバロピンの姿を元に戻すために使った。

ムゲ

45話で言及された、エモーション王国の王宮の果樹園でしか栽培されていない幻の果実。人間が食べるととっても美味しい果実だが、ティニピンにとっては猛毒であり、食べるとその毒が心を含め全てを変えてしまうという。

アイテム

韓国(元の放送国)や中国ではティニピンの関連玩具が販売されている。

ティニハートウィング

ローミーがプリンセスに変身する時やティニピンをキャッチするために必要なコンパクト型のアイテム。前述の機能の他に通話機能(第2話)、ティニピンの追跡機能(第12話)もある。第22話でのバロピン曰く、下手にいじると今までに捕まえたティニピンが全て逃げてしまうという。

小さなベル型のチャームとセットになっていて、チャームをコンパクトに当てるとティニピンの正体を見破ることができる。このチャームはティニピンの気配や魔法を察知すると鳴って知らせてくれる。

ハートウィングスティック

プリンセスが魔法をかける際に使うステッキ。変身するプリンセスごとに色が違う。現時点では5種類確認されている。

ティニハートシールド

モンジュ博士の発明品で、ティニピンの攻撃や魔法を防ぐことができる。変身するプリンセスごとにマークが違う。また、鏡にシールドの光を当てることでモンジュ博士と通話できる(45話)。

その他、エンディング映像に登場するアイテム(名称不明)や、ティニピンたちのアジトであるティニピンハウスも商品化されている。

各話リスト(ネタバレ注意)

話数サブタイトルキャッチしたティニピンできごと
第1話ハートローズはおおさわぎ!キキピンローミー、ハチュピン、マヤ、ハートローズのキャラが初登場/キキピンの魔法でやりたい放題のマヤとイアン/ローミーがプリンセスハートに初変身
第2話わたし、かわいいでしょ?チャムピン小学校の先生、クラスメート初登場/チャムピンのリボン魔法で小屋に閉じ込められるプリンセスハート
第3話恥かしがり屋の転校生テレレピンメリー・ルー、ルカが初登場/スケボースタイルのプリンセスハート
第4話きまじめ大変身!なしバロピン初登場/王国の城で起きたキューブの暴走
第5話ナンバーワンは誰?ウインピンローミーがプリンセスクラウディアに初変身/イアン、カイル、ジュンのお菓子作り対決
第6話勇気を出して、マヤ!アザピンアザピン初登場/ローミーに誤解されキャッチされるアザピン
第7話失敗は成功のもとポカピン
第8話はらぺこパニック!マージピンローストチキンに見えたハチュピンを追いかけるメリー・ルー
第9話希望よ、こんにちは!チャムピンチャチャピン初登場/魔法が上手くいかないプリンセスハート
第10話涙色ドロップポロピンローミーがプリンセスクローバーに初変身/ポロピンの魔法で溺れるプリンセスクローバー/暴走するポロピンの魔法
第11話ダラダラしてるの誰だ!ダラピン名探偵バロピン/ローミーがプリンセススターに初変身/ダラピンの魔法でだらけきって物凄い顔になるローミー
第12話楽しく歌ってみて!ララピンララピン初登場/ドゥアとララピンが出会う/プリンセスにキャッチされるララピン
第13話ダンス!ダンス!ダンス!マネピンヘイジュー初登場/ローミーがプリンセスメロディに初変身
第14話鏡に気をつけろ!ナルピンモンジュ博士、ハッピン初登場
第15話ハチュピンの家出なしローミーとハチュピン喧嘩回
第16話ビクビク!カメラ騒ぎビクピン
第17話私だけを愛して〜!ジェラピン
第18話ドタバタ、ローミーの誕生日パーティー!なしローミー誕生日回/ハートキング、ベリーター王妃初登場
第19話幸運を呼ぶスタンプスタンピン
第20話チャチャピンのひみつペラピン怒ると怖いチャチャピン
第21話バブルガムクライシスなしガムをたくさん食べて大きな風船みたいになってしまうアザピン
第22話全部ちょうだいよ!ホシピン
第23話激オコ!オコピンオコピン

関連動画

本編第1話

主題歌は原語版と曲のアレンジが異なる。聴き比べてみてもいいかも。

原語版

日本語版

日本語版はローミー、ハチュピン、マヤが歌っている。

コミカライズ

ぷっちぐみにて、「キャッチ!ティニピン〜まいにちが変身day〜」のタイトルで2023年12・1月号から2024年2・3月号まで連載(漫画:花森ぴんく)。

余談

日本語表記について

「ティニピン」という言葉は「tiny」と「pixie」を合わせた造語であることがシリーズ構成のツイートで判明している。

中国版の玩具

韓国と中国では同じ玩具でも一部仕様が異なるものがある(特に液晶系玩具に多い)。また、色違いのハートウィングスティック(韓国ではプリンセスハートver.のみの販売)や中国限定のオリジナルフィギュアなど独自の玩具が発売されている。それぞれ買ってみてその違いを確かめてみてもいいだろう。

現地(韓国)の商品展開について

おもちゃを始め、生活用品、食品など、関連商品が幅広くあるため、韓国の親御さんからは「破産ピン」とか「キャッシュ!ティニピン」などと言われている。→関連記事

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