篠崎綾香

しのざきあやか

『即死チートが最強すぎて、異世界のやつらがまるで相手にならないんですが。』の登場人物

CV:大久保瑠美 ※クラスメイトの四條樹奈も兼任

概要

夜霧達と共に修学旅行のバスに乗り合わせたクラスメイトのひとり。

賢者ギフトの適性に合わなかった為、能力を得られずバスにおいてかれ、モブ不良と共に直後襲来したドラゴンに殺された。のだが・・・惨事の後、夜霧達が去ってしばらくして何故か起き上がってしまう。

その正体は世界滅亡後も人類が生き残ることを想定して造られた人造人間。

「人格ユニット」の中核にあたる綾香の死をトリガーに、組み込まれた複数のAIが再起動。連動して息を吹き返した彼女はAIから生死の判断を委ねられ、生への執着からリミッター解除。

肉体の回復のため夜霧が能力で殺したドラゴンの死体をすごい勢いでムシャシムシャ食い始めた。

そして「竜の力（竜魔法）」を得て完全復活を果たし、自分を放置して逃げたクラスメイトに復讐すると宣言。手始めにマニー王国こと王都に向かい、たまたま酒場にいたエロゲトリオの一人「牛尾真也」を公衆の面前で堂々と殴り殺す。

その後復讐心の赴くままにクラスメイトを次々に殺害。やがてクラスメイトの能力を抑制しているマニー国王(賢者の加護は弱体化出来ても、竜の力は弱体化できなかった)さえも殺害し、賢者シオンが仕掛けたクラスメイト同士のバトルロイヤルにも乱入。

しかし乱入後、対峙したクラスメイトの「竹倉季世子」がギフト・ガンスリンガーの兵器生成能力によって生み出した原子爆弾(アニメ版では殲滅爆弾)の起動に巻き込まれ肉体が半壊。

強化された肉体は時間さえかければ元に戻るが、復讐心の所為で冷静さを欠いていた彼女は「このまますぐに復讐を続ける」とAIの制止を振り切り、人間の姿を捨て竜に変身。

そしてドラゴンの姿で復活後、爆風で焼け野原となった戦場で生存しているクラスメイトの捜索中に夜霧達に遭遇。彼(高遠夜霧)も生き残ったクラスメイトに該当していたため殺意を向けた瞬間、篠崎（ドラゴン）本体と分身体は死亡した。

因みに中核以外の人格ユニットはすぐに即死しなかった為、AI達は即死対策の研究成果があった事を伝え慣れない件を悔やみながら順番にシステムダウンしていった。

夜霧達には篠崎は分身能力者（＝竜の力を得たことを知られていない）と見なされ、ドラゴン本体の死体は彼女本人と気づかれる事はなかった。その後は魔神マナに魔界6階層ごと吸収された。

高遠夜霧がドラゴンを倒した影響で、ドラゴンの加護を失った村を篠崎がたまたま救う話や王都で高遠や壇ノ浦と再会する話等があったが、特に本編には重要ではない(どうせ敵対して即死する)のでアニメ版ではカットされた(アニメ10話ではクラスメイトと戦闘する場面を壇ノ浦が遠くから目撃するに留めた)。

夜霧達が地球に帰還した後の後始末篇(15巻目)で人造人間である篠崎綾香を創作した組織が登場した。