概要
2003年11月11日生、三重県四日市出身。
父の俊一はかつてソウル五輪の代表候補にも上がった選手で道場主、兄の勇飛は現在総合格闘家という恵まれた素質を受け継ぎ、兄のあとを追って4歳でレスリングを始める。
小学生の大会時からその才能は開花、中学生になると全国大会で華々しく活躍。
しかし中2の時に出場した大会で敗北したことが負けん気の強い性格にさらに火をつけ、師である父に頭を下げて更なる練習の向上に取り組むようになり、以降の公式試合から無敗という記録を打ち立てるようになった。
日本大学進学後は同大学のコーチとなった父だけではなく、伊調馨にも指導を受けることとなる。
彼女の高い能力を見込んだ伊調は最初から非常に厳しいスパーリングを自ら行った。
結果、伊調も舌を巻くほどの成長を遂げた。
2024年のパリオリンピックにも53kg級で出場。本番3ヶ月前に肘を負傷したもののリハビリに必死に取り組んで本番前に復活、同大会で金メダルを獲得した。
これによりさらに注目を集め、「霊長類最強女子」の名を継ぐ者になるのではという声も高まっている。