ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

や行え

やぎょうえ

や行え(やぎょうえ、𛀁、エ)は、五十音図で、や行え段に位置すべき仮名文字とその音価である。現在その位置は空白にするかあ行えの繰り返しで埋められるが、本来は別の仮名と音があった(Wikipedia)。
目次 [非表示]

概要編集

十世紀前半まではほかのひらがなと同じように使われていたが、あ行の「え」がや行の「エ」に合流し、書き分けられなくなった。後に発音は「ye」から「e」に変化し、現在に至る。

現代仮名遣いにおいては全く使用されない。ひらがなの「𛀁」は変換して出すこともできない。

発音としては「いぇ」に近い。


や行えのカタカナは元来「エ」で、あ行えのカタカナは別にあったのだが、江戸時代末期から明治時代にかけて再びや行とあ行のえを区別しようとする動きが一部の学者の間で広まった際、「エ」をあ行えとし、や行えとして「イ」と「エ」をくっつけたようなカタカナが学者によって生み出された。(エをや行えとして用いる学者もいた。)


や行えを表す文字は「」と同様に方向を表す格助詞としても用いられていた。

その名残として、現在でも俗に宛名書きとして「○○さん𛀁」(あるいは元になった漢字を用いて「○○さん江」)と書く人も存在する。


関連タグ編集

ひらがな やゆよ

歴史的仮名遣い


外部リンク編集

や行え - Wikipedia

や行え段 ‐ 通信用語の基礎知識

関連記事

親記事

やゆよ やゆよ

兄弟記事

pixivに投稿されたイラスト pixivでイラストを見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 294

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました