クリーヴ
くりーゔ
概要
CV:青戸浩香
クリーヴは、公式YouTubeで公開されたショートアニメで登場したキャラクター。アニメ内では、ペルヴェーレと仲の良い様子が描かれている。英語表記はClervie。
クリーヴは、ペルヴェーレと一緒に壁炉の家にいる子供た達の1人。食べ物に釣られるシーンが多く、食いしん坊な女の子のようである。
クリーヴは、孤児院長のクルセビナとは本当の親子関係にあるが、当のクルセビナからは「育ちの悪い花」と評されている。また、クルセビナの方針に異を唱えており、反抗が失敗しその処罰によって全身キズだらけになっていた。
クリーヴはペルヴェーレの手によって殺され、すでに亡くなっている。アニメ冒頭でクルセビナが「ほかの兄弟達に勝って国王になるんだ」と言っていることから、壁炉の家の子供達で殺し合いが行われた可能性が高い。
関連イラスト
関連タグ
以下、原神「本編」の描写を含みます。自己責任の上で御覧ください。 |
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- ストーリーにおいて
「召使」アルレッキーノの伝説任務に登場。ポワソン町に滞在するリネ達壁炉の家の面々の間で流れる噂。それはとうに存在しないはずのクリーヴが現れた事で起こったものだった。彼女の存在と、彼女が語る焼却されたはずの過去の歴史が壁炉の家に波紋を起こす。
彼女の存在を「召使」に勘付かせまいと奮闘する旅人と子供達だが、「召使」は常に一手先を行きその策略を封殺。旅人に自身とともに行動する事と引き換えに、自分の過去「ペルヴェーレ」の半生と「今ここにいるクリーヴ」の正体を明かす。
ペルヴェーレが生まれ持った「凶月血炎」の力には、手に掛けた者の面影を残影として現世にとどめ置いてしまう事がある性質があった。そのほとんどは姿も人格もおぼろげにしか残しはしないのだが、ごくごく稀にそれらを明確に残す事がある。それこそが「今ここにいるクリーヴ」であった。
自分達の策を悟られた事を勘付き旅人を追いかけてきたリネ達と「召使」が、騒動の中で炙り出された足抜けを望む者の処遇を巡り勝負を行い、穏便な解決を見て子供達が帰って行った後、大人になったペルヴェーレとクリーヴが相対する。
所詮残影は現れる度に残った残滓を繰り返すだけの既に終わったモノ。自身の死の事実、そして残影として消える運命を受け入れたクリーヴは、「召使」として大成したペルヴェーレにエールを送り、夜明けまでの残り少ない時間を旅人が話す「外の世界」の話に目を輝かせ、そして陽の光に照らされながら、唯一の親友に別れを告げて消えていった。「また来世で逢おう」という、親友の餞の言葉に送られながら。