概要
CV:三木眞一郎
仲間の遺伝子(ちなみにケイ素化合物。本作のエウロパの生物は有機化合物主体だが、遺伝子はケイ素化合物から成る)を預かる身でもあり、そのために一般のエウロパ人は肌が赤いのに対し赤みがかった茶色の肌をしており、また甲殻類型になったときの頭部の形状も一箇所異なっている。状況に応じ自在に姿を変えることができる軟質な身体を利用して、人型や戦闘用の甲殻類型に変身したり、宇宙線を防ぐ日傘にもなったりできる。言葉遣いは丁寧で、誰に対しても敬語でしゃべる。
故郷エウロパはすでにスネーカーにより惑星コンピュータ化されており、スネーカーの魔手から逃れた一部の仲間達と共にスネーカーの計画を阻止しようと外部からバーチャル世界に侵入して、スネーカーの進化促進ウイルスを無効化できるカウンターウイルスによって地球生命の進化を妨害していた。
当初は、パックが持つスネーカーの情報を手に入れるため何度もパックを奪おうとしてきたため、芳賀唯達と敵対関係にあったが、共通の敵であるスネーカーを倒すことになってからは唯達と行動を共にしている。
エウロパ人は出身地に湧き出る水の味を個体名に用いる習慣をもち、ドライ6の場合は「ドライ=辛い」に由来する。劇中の他のエウロパ人ではビター35=苦い、ソルティ7=しょっぱい、などの個体が確認できる。また、エウロパ人はこの命名方式から、外界からの侵略者=スネーカーのことを「ノーテイスト=無味」と呼んでいた。