概要
「万界の癌」が諸世界で蔓延する時、「裂界」という侵蝕現象が静かに広がり始めた。博識学会は両者には因果関係が存在すると主張する、つまり「裂界」は「星核」によって生まれ、呑み込んだ物体、生物、空間を特殊な裂界造物に転換している。裂界造物は侵蝕という形式で存在する、元となる存在の記憶と習慣を保っているようだが、それらの表現形式は元のものと大きく異なり、強烈な排他性を見せている。裂界を研究する学者はこのように警告している:裂界に侵蝕されたものと元となるものは全く関係のない二つの存在とみなすべき、裂界造物に幻想を抱くと深刻な事態を引き起こす。
侵蝕以外にも、「裂界」は呑み込んだ物体、生物、空間のエーテル情報を記録する、その情報を裂界自身のデータと混ぜ合わせ、接ぎ木したような裂界造物を産出している。万界の癌に侵蝕された世界には数え切れない遺物、裂界のモンスター、そして謎の異空間が隅々で誕生する、この行為の目的は未だ研究中。
ここでは、出現した全ての裂界造物を記述する。
永冬の災影(えいとうのさいえい)
焚火の災影(ふんかのさいえい)
灼焔徘徊者(しゃくえんはいかいしゃ)
冷寒徘徊者(れいかんはいかいしゃ)
雷の造物
風の造物
炎の造物
霜(しも)の造物
虚数の葉を織る者(きょすうのはをおるもの)
無想仮面(むそうかめん)
宇宙からの氷
宇宙からの炎
ストーム
守護者の影
蚕食者(さいしょくしゃ)の影
余談
われわれ開拓者がお世話になっている疑似花萼も造物の1種であり、触れることで裂界空間に入り、中にいる裂界造物と戦い、勝利して裂界造物のドロップアイテムを獲得できるという仕組みになっている。