主要人物
- 六平千鉱(ろくひらチヒロ)
本作の主人公。妖刀「淵天」の所有者。刀匠の父を尊敬し自らも刀匠を目指していたが、三年前、十五歳の時に父親を殺され妖刀を奪われたことで復讐と父の名誉を守るための道へ進むことになる。
- 六平国重(ろくひらクニシゲ)
チヒロの父親。日本一の刀匠で、妖刀を作り出すことができる唯一の人物。国重が作った六本の妖刀が戦争を終わらせたことで、死後三年経った今でも英雄として扱われている。
- 柴登吾(しばトウゴ)
元神奈備所属の妖術師。国重や薊の古くからの友人で、国重の死後はチヒロに協力している。関西弁。かなりの実力を誇る強者。
- 漣伯理(さざなみハクリ)
妖術師を数多く輩出してきた漣家に生まれながら妖術を扱えない少年。クズの祭典「楽座市」を終わらせることを目標として掲げている。