「あとは 大いに期待するだけだ」
CV:藤巻健太(ボイコミ)
概要
『カグラバチ』の主人公・六平チヒロの父親。享年37歳、6月5日生まれ。
日本で最も有名な刀匠かつ妖刀を作ることのできるただ一人の刀匠であり、彼が作った六本の妖刀が斉廷戦争を終わらせたことで、英雄と呼ばれるようになった。
戦後はチヒロとともに隠居していた。
しかし、三年前、妖刀を狙った数名の妖術師に襲われ命を落としてしまう。
人物
英雄とは裏腹に、実際はお調子者でおちゃらけた性格。
(息子が)世話している金魚に話しかけるのではなく聞き手になったり、剥き出しになった太陽になぜか呆れたり、斬った巻藁の片付けを忘れたりと、どこか抜けている。
生活力に欠け、家事の殆どをチヒロにやってもらっている程。
しかし、仕事に対しては一転して真面目。
人を殺すための道具である刀を作る刀匠としての信念と責任を背負い、刀匠としての修行に励むチヒロを決して甘やかすことなく教え導いている。
妖刀やその所有者の事をチヒロに教えていたが、真打である『勾罪』と剣聖に関しては濁しており、「(勾罪を)誰にも使わせてはいけない」と発言していた。
当初は想定外に危険な妖刀だから、と思われていたが、その勾罪の力の一端を体験したチヒロは、「あれが人を救う力か?」と感じ、別の意味が込められている可能性が示唆されている。