概要
漫画カグラバチにて語られる戦争。
本編の約18年前に起きた戦いで、日本を脅かす『敵』に窮地に陥るも、六平国重が打った妖刀六工により戦況は一変。
5本の妖刀で好転した後、真打「勾罪」によって日本の勝利で終結。
妖刀の製作者である国重と、妖刀契約者達は救国の英雄となり、3年前に起きた毘灼による妖刀強奪事件まで、束の間の平和がもたらされた。
また、妖術師の存在が本格的に明かされ、表舞台で活動する切っ掛けになった事が判明している。
謎
以上がカグラバチ本編での説明だが、情報が断片的かつぼかされている部分が多く、読者から様々な考察がされている。
- そもそも「敵」の正体は何なのか
単に敵とされているが、外国の名前は一切出ていない。
本当に人間が相手だったのか不明であり、とある妖術師の存在から、「妖怪」やそれに近い人外が相手だった可能性も考察されている。
- 妖刀契約者達の罪とは何なのか
本編で座村が語った罪、今の社会を成り立たせる為に、戦争中に起きた「事件」を隠蔽した事が判明。
妖刀契約者達は平和の為に黙認する事を決めたが、もし明かされれば「戦争を終わらせた英雄」でなくなる事が示唆されている。
また本編でチヒロが「勾罪」の力を目の辺りにした際、「アレが人を救う力か?」と疑念を抱いており、深い闇が隠れている事がうかがえる。