城之内博美
じょうのうちひろみ
城之内博美とは、テレビ朝日系列の医療ドラマ「Doctor-X」に登場する医者である。
概要
人物
未知子ほどではないがクールで冷めた性格をしており、手術中に焦る執刀医を口頭で落ち着かせるほどの冷静さを持つ。ただし、舞には惜しみなく愛情を注いでおり、舞の前では基本笑顔になる。
医療技術
未知子が指名するほど頼りにする数少ない医師の一人なだけあって優秀で、未知子の急な要望も聞き入れて術中の患者を完璧に管理する。現状、麻酔科医だけの括りでは作中で群を抜いた実力者である。
活躍
第1期では帝都医科大学附属病院第三分院所属の麻酔科医として登場し、当初から他の大学病院の医師とは違い未知子に近い考え方を見せていた。最終話で懲罰人事のため名古屋に転勤することになり、それを機に病院を辞め神原名医紹介所に転職した。以降は現在に至るまで未知子の相棒的存在として未知子の手術に同行するようになる。
だが、一時その関係に変化が起きたことがある。それが第4期で終盤で、中国で建設される新病院にスカウトされ進路に悩む中、膵臓ガンが発覚する。当初はそれを未知子にも伏せ未知子と手術に挑んでいたが、途中からガンの痛みに堪えきれず麻酔管理が疎かになり、事情を知らない未知子から手術に携わらないよう告げられ、城之内も病気を伏せたまま未知子と絶縁を宣言し名医紹介所からも去ろうとした。しかし、未知子の眼前で倒れとうとう病気を隠しきれなくなり、最後は未知子や東帝大学病院の医師達により高難易度の手術を受け回復した。回復後、中国行きは病気を理由に白紙撤回されたため、未知子と再び相棒関係に戻った。