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サクシードの編集履歴

2012-11-03 15:43:40 バージョン

サクシード

さくしーど

トヨタ自動車が製造するライトバン型、およびステーションワゴンタイプの自動車である。 なぜかコイツは商用モデルだけMTが設定されてる(つまりワゴンには4A-GELUか、4A-GZELUを載せろと?)

概要


2002年7月2日発表・発売。プロボックス同様、初代ヴィッツのプラットフォーム(NBCプラットフォーム)を元に作られ、商用のバンモデルと、乗用のワゴンモデルが設定されている。

サクシードはミディアムサイズの商用モデルを担っていたカルディナバンに替わり、カローラバン / スプリンターバンの後継である姉妹車のプロボックスと共にバンとしての使い勝手を念頭に置いた専用設計を用いて開発されたモデルである。

余分な装備がないことと価格が低廉なことから、カスタムカーのベース車両として、姉妹車のプロボックス同様に人気がある。フロントマスクをクライスラー300C風に改造しているものや、8ナンバー登録のキャンピングカーに仕上げて販売している例がある。


沿革


2003年5月15日

ワゴン「TX」をベースに、「Gパッケージの」装備品に加え、ボディ同色バンパー・サイドプロテクションモール・アウトサイドドアハンドル・ドアミラー(電動格納式リモコンドアミラー)、UVカット機能付プライバシーガラス、パワーウィンドウ、ワイヤレスドアロックリモートコントロールなどを装備した特別仕様車「TX Gパッケージ・リミテッド」を発売。同日にTECSのラインナップとして「保冷バン」と「クーリングバン」を追加した。

2005年8月1日

一部改良。マニュアルレベリング機構付ヘッドランプを全車に採用すると共に、ハイマウントストップランプ(一部グレードを除くバンとワゴン全グレード)、ワイヤレスドアロック(一部グレードを除くバンとワゴン全グレード)、AM/FMマルチ電子チューナー付ラジオ&2スピーカー(バン全グレードとワゴン「TX」)も装備された。なお、ワゴンの特別仕様車「TX Gパッケージ・リミテッド」はベース車に準じた一部改良を受け、販売を継続。

2008年8月1日

一部改良。ハイマウントストップランプをバンの一部グレードにも装備され、全車標準装備される。

2010年6月1日

一部改良。バンのガソリン・2WD・4AT車でオルタネーターの制御等の改良を行い、燃費を向上し、「平成22年度燃費基準+15%」を達成。さらに、ガソリン車全車でイリジウムプラグの標準採用、エンジンのECUを変更し、空燃比センサーを追加。排出ガスの低減を行ったことで「平成17年基準排出ガス75%低減レベル(☆☆☆☆)」認定を取得。ボディカラーは新色のシルバーマイカメタリック、ベージュメタリックの2色を含む5色に整理された。なお、ワゴンの特別仕様車「TX Gパッケージ・リミテッド」はベース車の改良を行うと共に、14インチアルミホイールを追加装備。ボディカラーには専用色のマルーンブラウンマイカを追加の上、販売を継続。

2012年4月26日

一部改良。ワゴンにおいて、リア中央席に3点式シートベルトとヘッドレストを標準装備(「TX」は3点式シートベルトのみ標準装備で、ヘッドレストはオプション設定)した。なお、ワゴンの特別仕様車「TX Gパッケージ・リミテッド」はベース車に準じた一部改良を受け、販売を継続。


プロボックスとの相違点


姉妹車であるプロボックスとの相違点は、前任車の車格の差による違いが表れており、以下の通りである。

外観:フロントグリル、フロントバンパー、フェンダー、リヤクオーターパネル、リヤバンパー、バックドア(テールゲート)、リアコンビランプ等の形状(ボンネット、フロントウインドシールドガラス、ヘッドランプ、ルーフ、ドアは共通)。

寸法:バックドアとリアバンパー形状の違いで、荷室長が20mm、全長が105mm長く、バンの2名乗車時に3尺×6尺(サブロク)の合板や畳がギリギリ収まる長さ(1830mm)となっている。

最大積載量++:プロボックスの400kgに対し、サクシードは50kg多い450kgとなっている。ただし車重が重い4WD車は400kg。先代カローラバンより50kg増えたが、先代カルディナバンよりは50kg減っている。

エンジン:バン・ワゴン共に1500ccの1NZ-FE型ガソリンエンジンのみで、プロボックスに設定されている1300ccガソリンエンジン、および1500ccCNGエンジンが存在しない。過去にはプロボックス同様、バンモデルに1400ccの1ND-TV型インタークーラーターボ付ディーゼルエンジンが設定されていたが、その搭載車はNox・PM法の規制対象に該当するため2007年9月までに販売終了となった。

トランスミッション:プロボックスはワゴン・バン共にマニュアルトランスミッションの設定があるが、サクシードはバンのみにマニュアルトランスミッションの設定がある。(2012年7月現在)

当初のボディーカラー:サクシードのみにスーパーレッドV <3P0>の設定があった。後にこの色は廃止され、現在は両車共通の5色(バン / ワゴン4色+ワゴン専用 ブラックマイカ<209>)となっている。

装備:プロボックスで注文装備でも、サクシードでは標準装備となるものがある。

価格:上記の相違で、同じ型式ながら10万円程度高い価格設定となっている。


生産


ダイハツ工業・京都工場


取り扱いディーラー


カルディナバンからの乗換を考慮し、またコロナバン、カリーナバンの流れを汲むことから、それらを取り扱っていたトヨタ店、トヨペット店で販売される。


車名の由来


英語で「成功する」と言う意味の「Succeed」から。

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