概要
松原 タニシ(まつばら タニシ、1982年4月28日 - )は、日本の男性お笑い芸人(松竹芸能所属)、YouTuber。「事故物件住みます芸人」として、日常に発生する心霊現象を日々検証している。
父は定年退職して龍谷大学に入学、首席卒業して僧侶になった。母は舞踊の先生。姉はタレントの松原美穂。他に兄がいる。
人物
兵庫県神戸市垂水区出身。滝川高等学校卒業。龍谷大学文学部中退。
小・中学生時代は野球部に所属。チームメイトの塩川達也(卒業後に東北楽天ゴールデンイーグルスで内野手やコーチを歴任)とバッテリーを組んでいた。
高校生時代は柔道部に所属。体格差を補うためにプロレスが好きな事もあり関節技を念入りに練習していた。
2003年4月、大学在学中に松竹芸能養成所(現:松竹芸能タレントスクール)へ家族に内緒で通い始めるが、父親が同じ大学・学部に入学してきた事で発覚してしまい芸人を目指すために大学を中退する。
若手時代は劇場の雑用とアルバイト(コンビニエンスストア・金龍ラーメンなど)の日々が続く。当時ピラミッド型の階層構造だった若手ライブの上位に進出する事もなく、先輩のライブに呼ばれる事もあまりなかったので、他人に頼らず自ら出演の機会を作る為に「劇団タノシイ」を主宰したり「Cクリエーション」ではリーダーを務めている。しかし、売れない時代が長く続いた。
同時期に養成所に入った芸人はほとんどが引退してしまい芸能関係で活動しているのは、大阪・名古屋でライブハウスなどを経営している「ぶっちょカシワギ」のみとなった。お世話になった先輩芸人は、森脇健児、みわゆうすけ、かみじょうたけし。
事故物件に住み続けている芸人として各種番組・イベントに呼ばれ「事故物件住みます芸人」を名乗っている。吉本興業のプロジェクトである「住みます芸人」とは一切関係はない。
事故物件に住むようになったきっかけは、松竹芸能の先輩 北野誠の番組「北野誠のおまえら行くな。」(エンタメ〜テレ)のトークイベントに出演した際、知り合いの若手芸人が住んでいたアパートでの怖い話を披露すると、その後のイベント打ち上げで北野からその部屋に住んでみろと言われたことである。しかしこの物件は実際に住もうとしたところ諸事情で借りられなかったため、殺人事件があった別の事故物件に2012年から住むことになった。岡山祐児(オーケイ)が断り、かみじょうたけしも断ったため、タニシに順番が回ってきた。