才野原惠
さいのはらめぐむ
「まさか男だと思われていたとはね」
CV:真琴ひろ
概要
るいは智を呼ぶの登場キャラクター。神出鬼没の一見クールな美少年であると思われてたが、
ほぼ全てのルートで途中で女と判明する。ファンディスク −明日のむこうに視える風−でヒロインの1人として攻略可能となった。
主人公である和久津智が男の娘なのである意味似たもの同士と言えなくもないかもしれない。
プロフィール
バストは小さめだが、ヒップも小さめなバランスの取れたスレンダーな体型の持ち主。智より6cm背が高い。
自らに関することを語ることを禁じる呪いのせいで言動に制限があるので、基本的に自分に関することを断定口調では話さない。呪い持ちであることも言葉では伝えない。加えて痣が脇腹にあるせいで、女バレと呪い持ちバレが同じタイミングであることが多い。智と違って呪いのせいで男装している訳ではないので性別は隠していない。普通にブラジャーも着用している。水着もビキニを選んでいた。
智には初めて話しかけに行った時からかなりの苦手意識を持たれていた。これは惠の「運命を感じたんだ」などの告白まがいのセリフが原因でもあるのだが、その前からすでに苦手、想定外なタイプという反応をされている。
パルクールレースの時には美少女軍団に代走が必要になった時に惠が助けを申し出たが智はかなり嫌がり、脳内で37通りの可能性を考えた上で諦め、協力を受け入れている。相当嫌がられていたと分かる。
その後惠はパルクールレースにて他人にあまり知られていない抜け道を使いリードした後に、ゴール前で待機した後、偶然落ちていた看板を蹴って相手にぶつけて智のチームが有利な状態のまま次に繋いでいる。
智は性別を隠さなければ死ぬ、嘘をつき続けなければ生きられない存在である。嘘つきである智にとって曖昧で、はっきりしない、何が欲しいか分からない相手というのはもともと苦手な存在である。
恩人であるにもかかわらず男だと思われていた時の智からの印象は酷かったが、事情を知るとわりと好意的に仲間として迎えてくれる。
むしろ仲がいいことでルートのヒロインに嫉妬されることもあるくらいである。
大貫邸という屋敷でメイドの芳川佐知子と、沖浜江と一緒に暮らしている。
無印だと攻略はできないが、物語のキーキャラクターでありファンディスクでもテーマのキーである。
「より愛していただけるようになったらと望まずにはいられません。」(公式談)
ネタバレ
作品タイトルの明るさとかけ離れた重い設定の持ち主であり、みんなで呪いを解いてハッピーエンドという展開に行くのを困難にしている。呪いを解くと特別な才能も消えてしまうので、自分を含めた8人で呪いを解くという方法に関しては内心では反対している。
誰よりも辛い宿命を背負っている少女。
夭折の家系であり、彼女の知る限り一族で30歳以上になるまで生きていた人間はいない。母親も彼女の幼い時に亡くなっている。
生まれつき内臓に疾患があり、頻繁に吐血を伴う発作を起こしている。
発作自体始まるのは早ければ10代前半と語られていたが、もともと学園にも通えていなかった。