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グラスリッツェン

ぐらすりっつぇん

ダイヤモンドポイント(ダイヤモンド粒子の付いたペン)でガラスに傷をつけ、絵や模様を描くヨーロッパ発祥の工芸。

概要

グラスガラス製のコップ)に器具で薄く(不透明な)模様を浮き彫りにする技法。切子ガラスもこれに近い仲間。

グラスリッツェン(Glasritzen)はドイツ語英語ではGlass Engraving。

特徴

手彫り用ダイヤモンドポイントは非常に細かい粒子のダイヤを使用しており、繊細な表現が可能な半面、作成に手間と時間を要する。

グラスリッツェンは本来手彫りではあるが、ハンドルーターを用いて彫った作品も総称して「グラスリッツェン」と呼ぶことが多い。

主なモチーフ

主なモチーフは動植物や幾何学模様だが、最近はこの技法やルーターを用いてキャラクターグラス(痛グラス)などを作成する人が増えて来ている。

その他のガラス彫刻

ハンドルーター

グラスリッツェンと同じくダイヤモンド粒子の付いたビット(手彫り用とは異なる)をハンドルータに装着し、高速に回転させて彫る。

ガラスエッチング

図案を切り抜いた保護シートをガラスに貼り、薬剤を使いガラスを磨りガラス状に溶かして描く。

サンドブラスト

図案を切り抜いた保護シートをガラスに貼り、細かい砂を吹き付けて描く。

レーザー彫刻

レーザー光線によって彫刻するため、ガラスの内部に彫刻することや、非常に繊細な図柄の再現も可能。

関連作品

技法の性質上、ほとんどはイラスト単体ではなく立体作品(グラスの現物)である。

痛グラス以外も多く(2012年12月に「グラスリッツェン -痛グラス」で検索して4割弱、検索結果の半分くらいがキャラクターのグラスなのでそれを除くと2割ほど)、グラス以外の食器や板ガラスに彫り込んだ物も含んでいる。

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