【概要】
この護衛艦もイージス艦やその他護衛艦を補完する戦力として2040年に開発・生産された。
【船体・性能】
外観は以前に海上自衛隊に配備されていたむらさめ型護衛艦やたかなみ型護衛艦などに酷似している。水上での速力は30ノットではあるが、反応推進、重力制御、レーザー屈曲用新型素材など、さまざまな面で配備が先行されているアーレイバーク級改や、あたご型護衛艦形態Ⅱ型などと類似した性能をもっている。マストも角錐型に支柱を加えた複合マストで、強度が強い。
【レーダー・電子機器・C4ISTARSシステム】
C4ISTARSシステムは国産のFCS-12改時空変動レーダーを根幹にJ-DPA-1Aイルミネーターや、MK141VLS(32セル)、07式36連装ミサイル発射機、OPS-99対水上レーダー、MK-199改射撃指揮レーダー、J-SURAS対潜ソナーを連結させている。FCS-12改にいたっては旧来のFCS-3、AN/SPY-1等の技術も応用している。通信回線はリンク30で、僚艦や友軍との連携を向上させている。
【搭載兵器】
搭載兵器はSM-8スタンダードミサイル、AIM-9Sスペースサイドワインダー艦載型、SAMRAAM、アスロック改対潜ミサイル、ハープーン改対艦ミサイル(どれもMK-141VLS用)、スティンガー改対空ミサイル(07式発射機用)、ファランクス改CIWS、オート・メラーラ76mmコンパクト砲Mod50を搭載しているため、火力も非常に強い。
【同型艦】
番号 | 艦名 | 就役年 | コード | ライン |
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1番艦 | むらさめⅡ | 2040年9月 | DD-101 | フライトⅠ(最終的にⅢ仕様に改修される。) |
2番艦 | すずなみⅡ | 2041年6月 | DD-102 | 1番艦と同じ |
3番艦 | おおなみⅡ | 2041年11月 | DD-103 | 1番艦と同じ |
4番艦 | ありあけⅡ | 2042年4月 | DD-104 | 1番艦と同じ |
5番艦 | さみだれⅡ | 20342年12月 | DD-105 | 1番艦と同じ |
6番艦 | するがⅡ | 20443年4月 | DD-106 | 1番艦と同じ |
7番艦 | ゆうだちⅡ | 2043年8月 | DD-107 | 1番艦と同じ |