ジェンダイ
じぇんだい
出身惑星を初めとして不明な点が多く、多種多様なエイリアン種族が登場するスター・ウォーズの中でも謎の多い種族の1つである。英語ではGen'Daiと表記されており、日本語媒体での表記としては「ゲン・ダイ」等も存在する。
多くの個体が2mを超える大柄な体格であることを除けば筋肉質な人間に酷似した姿だがその本体は繊維質の組織の集合体で肉体が構成された種族である。
なんと彼らには多くの種族に存在する心臓などの器官が存在せず、その代わりに繊維質の肉体自体がその役割を果たしているようである。
彼らの代名詞とも言われるのが不死身とも称される高い再生能力であり、腕を千切られたり胴体を真っ二つに両断されるのはまだ序の口で全身がバラバラになっても元通りに肉体を再生してしまえる程の凄まじいもの。
スターウォーズに出てくる種族の中でも屈指の長寿命らしく、なんと1000年は軽く生きれるようだが一方でその生命力の高さに由来してか繁殖能力は極めて低く、個体数自体も少ない模様。
そのため種族としての生態などついて調査が進んでおらず、不明な部分も多い。
その生態の関係上サバイバルへの適性が高く何度も述べるように不死身に近いタフネスを持っている上、実際にダージのような攻撃的な賞金稼ぎもいることから恐れられているが幸いなことに本来は穏やかな性格の種族のようだ。
一方でそのあまりにも長すぎる寿命に本人の精神が耐え切れなくなり、精神疾患を患ってしまう者も多いという。
- ダージ
現在はレジェンズ扱いとなっている2Dのアニメ作品「クローン大戦」(カノンに区分されている3Dアニメ作品とは別)に登場し、独立星系連合の刺客としてオビ=ワン・ケノービと対決した賞金稼ぎ。
ダージはジェンダイには非常に珍しい好戦的な性格の持ち主とされており、アーマーに取り付けた各種武装に加えてライトセーバーで両断されても即座に元通りにくっつく再生能力と筋繊維で構成された全身による怪力でオビ=ワンとその配下のクローントルーパーを大いに苦しめた。
最終的にはフォースで全身を破裂させられる形で敗北したが、撒き散らされた肉片や体液はそれでもなお生きて動き続けていた。
さすがにダメージが大きすぎたのかこの時ばかりはすぐに体組織がくっつく事は無くアニメ内ではそのままフェードアウトしたのだが、レジェンズでのその後を描いた作品では何度も共和国軍やジェダイの前に難敵として立ちふさがり、最終的にはアナキン・スカイウォーカーによって宇宙船の脱出ポッドに閉じ込めて恒星に叩き落される事でようやく死亡したとされている。
元はレジェンズ作品の登場人物であるが後にカノン作品にも登場。こちらの設定でも独立星系連合に雇われドロイド軍を指揮していたという点はレジェンズと共通するが、カノンではクローン大戦の終結と連合の崩壊後も生存。銀河帝国時代にも賞金稼ぎとして暗躍を続けているとされている。