概要
MCプラットフォームを用いたスポーティーな3ナンバー登録のボディを持った5ドアハッチバックで、先に発売されたWiLL Viとは異なり、全高は低く鋭い表情が与えられ、車の性格としては実用性よりも独特のスタイリッシュさに重きを置いており、特に後方に向かうにつれて小さくなるドアガラスは当時は賛否両論であった。デザインコンセプトは「ステルス戦闘機」であり、内装もメーターパネルはレーダースコープを、シフトレバーは操縦桿をイメージしたものである。
歴史
2001年1月、ロサンゼルスオートショーにてプロトタイプを公開し、2001年4月に発売を開始。目標販売台数は月間1500台と発表された。
エンジンは1NZ-FE型 1.5L 直列4気筒、1ZZ-FE型 1.8L 直列4気筒と、スポーティーな吹け上がりの2ZZ-GE型 1.8L 直列4気筒エンジンの3種類が用意され、特に2ZZ-GEはバルブリフト量も可変制御するVVTL-iを採用している。
トランスミッションは4速AT(1NZ-FE,1ZZ-FE,2ZZ-GE)と6速MT(2ZZ-GE)である。
2002年1月、ボディカラー変更、1500cc車追加、6MT車追加といった一部改良を実施。限定車「レッドスペシャル」発売。インターネット限定で100台のみの限定販売となった。
2002年4月、限定車「ホワイトスペシャル」発売。前作の「レッドスペシャル」と同じく、インターネット限定で100台のみの限定販売となった。
2002年7月、ボディカラー変更を実施。限定車「ホワイトパールリミテッド」発売。今作も期間限定で発売されたが、インターネット限定や台数限定ではなかった。
2002年12月、1500cc車を国土交通省の平成12年度排出ガス基準75%低減レベル(超低排出ガス(U-LEV)・☆☆☆)に適合させる一部改良を実施。
2004年4月、トヨタビスタ店とネッツ店の統合により販売終了。
取扱い販売店
トヨタビスタ店(現ネッツ店。沖縄県のみトヨタカローラ店での販売)