Windows XP
ういんどうずえくすぴー
注意
空白が入っているため、タグには使用できない。⇒WindowsXP
概要
Windows XP (ウィンドウズ エクスピー)とはMicrosoftが2001年に発表したWindowsシリーズのOS。Windows 2000/Meの後継。
先代のOSであるWindows MeはWindows 3.1/95/98専用ソフトとの互換性が高いが、カーネルに問題があり極めて不安定。Windows 2000は安定性が高いが、マルチメディア機能や9x系との互換性が不十分であるということで一般ユーザーへの提供は先送りされていた。
これら両者の問題を解決すべく、Windows 2000をベースにMeの機能を取り込む形で拡張されたのがWindows XPだ。このOSの登場によりindows 9x系と、Windows NT系との統合がなされ、マイクロソフトは長年の懸案であった Windows 9x 系の終息をなすことができた。
後継OSのWindows Vistaがあまりにメタボすぎたうえに互換性が十分ではなくコケたため、2世代後のWindows 7が普及するまで、実に10年近くもの間Windows系OSの事実上の主力として君臨した。新規ライセンスの提供は終了したが、Home Edition および Media Center Edition のサポートは2014年まで続く。一般消費者のPC向けOSのサポートが12年も続くのはきわめて異例だ。
XP は「経験、体験」を意味する eXPerience に由来する。開発時のコードネームは Whistler(ウィスラー)と呼ばれていた。
実は…
64bit版(Windows XP Professional x64 Edition)もあったが、まだ一般的ではなく互換性にも問題があったことと、当時のパソコンの性能では32bit版でもこと足りたため、一般向けに出回ることはほとんどなかった。
余談
なお、2014年4月にWindowsXPはサポートが終了する。