概要
名前のとおり、天狗のなかで最高位を占め、強力な神通力を持つとされる。
ほかの天狗に比べてより長い鼻を持つ「鼻高天狗」半人半鳥で背中に翼をもつ「カラス天狗」太平記に出てくる崇徳上皇は「金色の鳶」として登場し、また那智滝本前鬼坊のように鬼が苦行を積み大天狗となる場合もあり容姿は様々である。
「天狗草紙」などでは半人半鳥の天狗の内、人間の容姿に近い方がより上位の天狗とされるように見受けられる。だが前述の通り人の姿からかけ離れた容姿をしている天狗でも大天狗やその他強力な天狗はいるためすべての天狗の概念に通ずるものではない。
東方Projectにおける大天狗
新聞大会において、「鞍馬諧報」という新聞で優勝した強者と言われているらしい。
あくまで台詞上のみなので、公式絵はおろかドット絵すら存在しない(普通の天狗なら、書籍「東方文花帖」にて魔理沙のイメージにて登場している。見た目からは男の天狗のようであった)。そのため、一部の絵師は東方に出てきそうな大天狗を載せていることがある。