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■ 企画目録より抜粋 ■
神話の時代。人間とポケモンは同じ存在だった。
ポケモンは二足歩行が出来、人語を解する程の思考回路を有していた
人間は、魔法な様なもの(今で言うわざ)を使う事ができた。
両者は対立し、ときに協力し、同じ世界で生活を共にしていた。
その時代。
世界には戦争が溢れていて、あちこちで国同士の戦火が上がっていた。
人間とポケモンは国を護る為、
そして他国を侵略する為に、共に闘った
人間とポケモンは同じ存在でありながら、確かな差異を持っていた
人間はポケモンに比べて肉体が脆弱であり、使える魔法も弱いものだった
ポケモンは人間に比べて思考が短絡的で、複雑な策を組み立てられなかった
そして何より、両者の間には子孫を残す事が出来なかった
そのため、世界では両者の交配をタブーとする思想が一般的に広がっていた
戦争に勝ち抜く為に、両者は役割を分担する事にした
人間は策をろうし、戦況を有利に進める役目を
ポケモンは前線に立ち、ひたすら闘う事を役目とした
そして今再び、神話の世は荒れようとしていた
「ポケモンこそ万物の長である」とする赤の国が大陸統一に向けて進軍を開始
それに反発する緑の国が兵を起こし、
野心家の青の国の王がこの機に乗じて出兵
三大国の起こした戦禍は、大陸全土を巻き込んでなお止まらない、
泥沼の戦争と化して行くのだった
人間は・・・!ポケモンは・・・!
どのような未来を築いて行くのだろうか・・・!
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