概要
魔界第2軍所属の特殊部隊の大尉。ジークの姉で、血は紫色らしい。武闘派魔族の美神暗殺計画を阻止するため、極秘裏に人間界へと差し向けられた。
人界との交流があるせいか、小竜姫よりは人界に詳しい。最初は横島のことを役立たずだと考え戦力外通告し、「戦士でないものは去れ」と突き放した。文珠の開花により認識を改め、横島に文珠の使い方を伝授し仲間と認める。
人間体では春桐魔奈美と名乗り偶然を装って美神に接触。キヌの不在ですっかり荒れ果てた美神事務所の秘書となる。春桐とはワルキューレの英語表現(バルキリー)のもじりである。
自分にも他人にも厳しい軍人肌で、口調も態度も軍人そのもの故に規律を守らない者が大嫌い。とても打たれ強い。彼女達キリスト教系魔族のルーツは、一神教に否定され悪役としてとりこまれた土着の神であるため、祖先は神族である。人間に対しては最初の頃は、虫唾が走るほど嫌っていたが美神たちとの触れ合いを通じて、認識が少しずつ変わりつつある。