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概要編集

CV:速水奨(TVアニメ版)

CV:関俊彦(ドラマCD版)


身長/183cm 体重/68kg


マグダラ修道会N.Y.支部に所属する牧師で修道騎士(ミリティア、一般エクソシストの上位にいる特別なエクソシスト)。ロゼットとクロノの保護後見人であり、孤児であるロゼットの親代わりにして憧れの人。アイオーンに連れ去られる前のヨシュアを何度も修道会に勧誘してロゼットに反感を持たれていた時代もある。

どう見ても20代にしか見えないが、実際はかなりの歳を重ねている(原作前半もアップの顔に伏線がある)。エドワード・ハミルトンのメンテナンスで若さを保っていて、彼と共に生前のマグダレーナを知る数少ない人物。

メイン武器として、十字架から生やすビームサーベルを使い、ジェナイには「十字架野郎」と呼ばれていた。


アニメ版は原作版より容姿が若く、天から遣わされた不老不死の「天使」という設定で、ニューヨークからサンフランシスコ間を一瞬で移動した。

廃教後、その罪滅ぼしとしてヨシュアを引き取り、永遠に年を取ら(れ)ない体で救いのない世界で落ちぶれていった。


余談編集

イメージソースになったのは、『機動警察パトレイバー』の後藤喜一(『超解!クロノクルセイド』より)。

及び、『機械じかけのマリアン』『ありすインサイバーランド』といった作者の作品によく登場する、『見た目は若いのに実年齢はジジイなキャラ』であろう。

その他、没設定になったキャラの複数の要素を組み合わせて作られている。

少年版は初期案のロゼットとクロノのライバル「チェスター」のデザインを流用しており、パートナーの悪魔の少女「フェルル」(ゾイド-ZOIDS-のフィーネに似ていた)はリボーンされた形跡がない。

序盤はケイト・ヴァレンタインと夫婦漫才をする役割が多く、旅立ち編の後はジャック・ギリアムの親友役としての描写が増えていく。


ミスリード担当編集

序盤はケイト共々疑似両親のメタファーのように描かれているが、ケイト共々、異性愛ではキャラ立てされておらず、ギリアム牧師とのブロマンス要素が最大のキャラ立て要素であると思われ、本編がロゼットとクロノ及び女性陣及び10代のレギュラーに焦点を当てていたせいで、非常に損してしまった人物である(本作は悪魔と契約した聖人、悪魔同士、モブ夫婦以外で男女の恋愛を担当しているキャラがおらず、疑似悪魔や使い魔も純粋な悪魔としては扱われていない)。


ロゼットたちが旅立った後も、性格ではなく、シルエットや「大人」という主語を印象付ける形での出番が多く、ロゼットとクロノの恋の当て馬役をやっているのは序盤だけであり、旅立ち編の後は、今後のアイオーンやシスターケイトの動きを示唆する演出、実年齢が中高年だと判明するのをワクワクさせる演出、ロゼットとクロノの仲が深まるのを期待させる演出になっていて、ロゼットの心の移り変わりも表現していると言えよう。

真の狂言回しのシェーダなど、後半登場するキャラクターたちの代理を務める役割も多かった。

今よりも「駄目な大人」であることがバレる前の昔のほうがロゼットに嫌われていた。


「悪魔と同じ体になった」と語っているが、「悪魔になった」とは一言も言っておらず、科学の技術で肉体を不老不死、再生可能にしただけで、その作業は自力では行えず、悪魔のホーンを付けられたヨシュアや魔石(ユヴェール)を産む人形にされたフロレット程度の肉体であった。


クレアとアンナに冗談で色目を飛ばすのをシスターケイトに叱られるシーンや、原作で最後までロゼットとクロノ(アニメではヨシュア)に付きまとっているシーンや、(アニメ版限定の)ラスボスのアイオーン以上に鼻に付く嫌なキャラ付けや、アニメ版DVDの特典の『マグダラ女子学園vsパンデモニウム学園』(※本編と地続きではないパラレルワールド)の描写などからエルダーのようなロリコンだと勘違いされやすいが、アニメ版ではロゼットに(様々な意味で)ヨシュアに手を出すのを心配されており、ロゼットに裸のヨシュアで人体実験をする様子を妄想されてヨシュアを心配されたこともあり、アニメ版のドラマCDでは、仕事で怠けていて、シスターケイト(アニメ版でも本当はレミントンよりも年下なのかは不明)に「レミントン」と呼び捨てにされて叱られている。


実際のところ、「似非聖人と勘違いされやすい不憫な役」「男女問わず部下、年下に手を出すと勘違いされやすい役」「大人に叱られている駄目な大人」「幼少期から女子供を守る役を任され続け、仕事で苦労している役」「駄目な大人を許すロゼットの聖女性を引き立てる役」「地上に戻ってきた青年クロノと対偶の役割として去っていく大人(アニメではアイオーンと対偶の役割)」「超ショタジジイ(純粋な悪魔)に負けた半端なショタジジイ(改造人間)」が彼のキャラ付けだった(レギオンを移植してからは、寝ることも許されない体になったらしい)。


オマケ漫画でも、ロリコンというよりはセコム風のキャラ付けで、「日頃、女子供を守る役割を任され続けているため、作者の性癖を見抜き、(笑顔を作りつつ)女子供の保護者として作者を敵として警戒している」ニュアンスで話していて、作者の性癖の例として出している人物には、少女だけではなく女教師風の人物(ミリティアトレーナー)もいた。

ロゼットはそれに対して、「牧師…(イメージが崩れるから止めて下さいよ)」程度の意味合いで突っ込んでいた(レミントンが改造人間だと知った時のような絶望はしていなかった)。

また、水中ミリティアと陸上ミリティアを例に挙げているのは、(レミントンというよりマグダラ修道会が)シスターグレイスなどの体育会系の女性も庇護対象だと認めている証拠なのである。

意外と男性にも優しいのは、ギリアム牧師とセットで話題に出る形で匂わされている。


なお、公式でロリコンのエルダーは、大人たちにも優しく、肝心な時に役に立つため、肯定的に描かれている。

作者の次回作のラスボスは本当にレミントン牧師のミスリード要素のようなキャラ付けで、ドラマCD版のレミントン牧師と声優が一緒である(一体なんの意図だろうか)。


少年時代にマグダラ修道会が保護するマグダレーナを守れず、トラウマを負っているが、現在のロゼットに愛するマグダレーナの面影を追っていたのはクロノであり、彼ではなかった(ロゼットやマグダレーナを異性愛の対象として見ている設定はなく、シスターケイトと同様にマグダレーナを神様のような偶像扱いしていた。子どもたちの庇護を女性に任せきりという意味でもない)。

後日談で、人手不足のN・Y支部を手伝わずに、エルダーと一緒に修道騎士を引退して郊外の小さな教会に籠ったことや、よくロゼットの隣りにいて彼女に付きまとっていたことで、クロ×ロゼファンとロゼット単体のファンを全面的に敵に回した思われがちだが、空港でロゼットの真隣りに成人男性が立っている写真(レミントンなのか、ヨシュアなのか、それとも…)は、よく見ると、その人物が微妙にロゼットと別の方向を向いていて、モブキャラ風にぼかされており、ロゼットも首を傾げつつ変わった方向を向いていて、連載当時問題視されていた切り取り報道風の写真なのが分かる。

マグダラ修道会の人々のロゼットの墓参りのシーンが、教会のロゼットとクロノの再会シーンよりも時系列的に後なのを忘れてはいけないし、アニメ版では、レミントンが保護者として寄り添っていたのはヨシュアであった。

レミントンが改造人間だと判明するエピソード(が掲載された巻)は、コメント欄で作者が「話と同じく作者の心にも小雨が降っていた」と口にしていて、レミントンがクロノを処刑するエピソード(が掲載された巻)と後日談は、コメント欄で作者が「分かりやすく描くのが大変だった」と口にしていた。


彼は、ロゼットとヨシュアに、かつてマグダレーナを守れず、騎士(クルセイダー)としての任務を果たせなかった少年時代の未熟な自分の面影を追っていたのかもしれず、力の弱さ、悪魔の恐ろしさがコンプレックスだったのかもしれず、そこが詳しく描かれているであろう改造手術をするきっかけになった回想シーンをもっと掘り下げて欲しかった。


関連タグ編集

クロノクルセイド ショタジジイ 改造人間 ダメ人間 公式の犠牲者

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