概要
CV:松本大
マグダラ修道会サンフランシスコ支部の牧師で、シスターグレイスと一緒に行動している中高年男性。
ユアン・レミントンの旧友(そして、おそらく同年代)で、ロゼットたちが旅立った後のレミントン牧師のキャラ立てに一躍買っている人物である。
部下のシスタージェーンとウィル牧師がいたが、悪魔のジェナイに首を狩られて死亡してしまう。
余談
本作はレギュラーの一部を除いて、(メタな理由で)男性陣の影が非常に薄いため、ユアン共々、損している人物である。
オマケ漫画での扱いも悪く、あの少年クロノの扱いでさえも悪い始末であった。
ユアンと共に聖女マグダレーナの墓参りをしているカットが描き下ろされたことがあり、ユアンが少年時代からマグダラ修道会に女子供を守る役割を任され続け、力不足でマグダレーナを守ることができず、悪魔に大怪我を負わされて改造手術をするまでに至ったにもかかわらず、マグダラ修道会や女性や子供を恨まない大らかな聖人でいられたのは、心の支えである親友のギリアムがいたせいもあるのかもしれない(読者のユアンの誤解を解くストッパーポジションとして非常に役に立っている)。
エルダーは、ユアン、ジャック、ケイトと古くからの知り合いらしいが、本編では少女時代のマグダレーナと少年時代のユアンとの関係以外が不明であり、ユアンとジャックの出会いのエピソードが是非とも見たかったところである(作者が挿絵を担当する「天高く、雲は流れ」の主役の父息子は、それぞれ、ジャックの青年期と少年期を思わせる容姿をしていたりする)。