概要
CV:千葉紗子(TVアニメ版)
CV:川澄綾子(ドラマCD版)
生年月日/1912年3月12日 身長/141cm 体重/37kg 3サイズ B/68 W/49 H/69
ポルトガル出身のソプラノ歌手(初登場する場所はラスベガスの舞台)。「ファティマの予言」(現実のファティマの予言ではなく作中の用語)に記された「御使い」であるとされる12歳の少女。
自身の唄声を使って背中の羽を発現し、人々の傷口を回復する能力を持ち、その能力を大戦で失った妻を蘇生させようとする養父・リカルドに利用されていた。
マグダラ修道会に保護されてからは聖歌隊の一員となり、話の途中からは悪魔祓い(エクソシスツ)見習いとしてロゼットとクロノの旅に付いていくことになる。
ロゼットの弟のヨシュア等と並ぶ地上代行者(アポスルズ)の一人で、七つの美徳の「博愛」の体現者。天然ボケ気味な妹分キャラクターとして描かれている。
地上代行者(アポスルズ)の能力の影響で、不幸に晒されているため、内向的で後ろ向きだが、ちゃっかり者で要領がいい性格。
あだ名は『アズ』や『アズっち』。
ロゼットとの初対面は、ロゼットがカジノでランドリーカートに隠れようとしたら、既にアズマリアが隠れていたのを発見された時だった(二重の意味で箱入り娘だった)。
後ろ向き、見習いのようで、破いたカーテンを結び付けて紐を作って養父・リカルドから逃げようとするなど、アクティブな面も見せている。
アニメ版では、ロゼットとクロノの意志を受け継いで生きていく真の主人公のように描かれており、(ロゼットがアイオーンに洗脳されて囚われた為に)マグダレーナの過去を知ってクロノに活を入れる役もアズマリアとなり、最終回では『シスターアズマリア』となった(この時の衣装は、原作の修道騎士のライブラの衣装がモデル)。
サンフランシスコの広場でサテラ、ロゼット、クロノ、アズマリアの4人で撮った記念写真も、原作では中央にいたのはクロノだが、アニメでは中央にいるのはアズマリアである。
余談
萌え要素が強い本作の中でも最も萌え要素を強調して描かれているキャラ。
原作(コミックドラゴンの『アズマリアとフィオレのちょっとだけ教えて』)でも、アニメ(DVDの『アズの課外授業』)でもミニコーナーの主人公を担当している。
なぜかアルビノ風の容姿だが、本編では触れられていない(「御使い」の力が宿ったのが、熱病に犯され、両親に馬車で病院に運ばれていた途中だった設定があるのみ)。
幼女版(おかっぱ)、12歳版(ぱっつんロング)、成人版(前髪とモミアゲに少女時代の面影を残したシニヨン)、老婆(髪をすべて後ろに回した小太りのお婆ちゃん)版、と、何気にロゼット並みに色んな年齢が描かれており、ドレスアップ姿が豊富なキャラである。
名前は『マリア様のような』の意味だが、同時期の『あずまんが大王』と偶然語感が似たのは、サブリミナル効果なのかもしれない。
初期設定画では、とっさに思い付いたようなゲストの少女としてメモされていた。
本編に登場してからはあざとい天然ロリと化し、本編に登場するアズマリアよりも落書きのアズマリアのほうが枚数が多いぐらいだったらしい。
同じ地上代行者仲間のヨシュアとツーショットで描かれることもあり、終盤はヨシュアと慰め合っている姿が目立つが、おそらく、よくある王道ストーリーを皮肉った演出であり、「お前がそう思うんならそうなんだろう」と訴えかけているのだろう。
アニメではアズマリアは原作以上に単推し向けとなり、『アズの課外授業』ではアズマリアは各仲間たちの能力に触れる理解のある見習いの役割だった。