お前が概要だと思うんならそうなんだろう、お前ん中ではな
『少女ファイト』の「式島滋」の台詞ではあるが、なぜかこれを『ひだまりスケッチ』一期1話のゆのに言わせたコラ画像やAAがふたばちゃんねるを中心として一時期流行した。
若干加工されており目には明かりが灯っておらず、元ネタのキャラとは正反対な蔑みの表情をしている。
投稿者は何を思ってこのコラ画像を作ったのかは謎である。
ネットスラングとしては見当違いなことを言っている者への煽りや、人それぞれだと結論付けたいときに用いられやすい。
ちなみに、後にこのコラ画像の存在を少女ファイト作者の日本橋ヨヲコ氏自身が知り、日本橋氏自らコラ画像を模写、さらにひだまりスケッチ作者の蒼樹うめ氏が自身の同人誌でネタ返しをし、それがきっかけとなって蒼樹うめ氏と親交を結んだという小話がある。
ちょっといい話……なのか?
なお2012年にAT-Xで放送されたマジでオタクなイングリッシュ!りぼんちゃんでこの「お前がそう思うんならそうなんだろう。お前のなかではな」が英訳されて登場。
英訳すると「That's right, if you think so, in your own mind.」
お前が関連タグだと思うんならそうなんだろう、お前ん中ではな
あなたの感想ですよね:ネットスラングとしては、この言葉の類義語として使われがちである。
風評被害、言ってないセリフシリーズ:ゆのっちにとってはある意味これ
お前が関連イラストだと思うんならそうなんだろう、お前ん中ではな
お前が外部リンクだと思うんならそうなんだろう、お前ん中ではな
ニコニコ大百科-お前がそう思うんならそうなんだろう お前ん中ではな
原作では
【以下『少女ファイト』単行本1巻のネタバレを含みます】
大石練の姉・真理は、練が小学校4年の学年末に交通事故で他界している。真理が通い、練も進むことになる黒曜谷高校「ストレイドッグス」が春高(全国高等学校バレーボール選抜優勝大会。実在の大会で、3月下旬に開催されていた)の準決勝を突破した直後の出来事だった。チームはその翌日、春高を制した。
姉を失った悲しみを遠ざけるために、練はバレーに没入するようになり、「狂犬」と呼ばれる程の凄まじい闘志を見せるプレイヤーとなった。
そして名門中高一貫校にスカウトされたが、推薦入学面接の前日、一緒に受けるはずだったチームメイトが全員辞退してしまう。この事で傷ついた練は、中等部時代は実力を封印し続けてきた。
しかし3年時、急遽スタメン出場したある試合で抑えていた闘志が暴走してしまい、自身とチームメイトが負傷。試合を見ていた幼なじみの滋が応急処置に飛び込んだ事が監督に誤解されたり、練の小柄な体格が高等部の方針に合わない事情も重なり、練は中等部卒業と同時に、滋の通う黒曜谷に進む事になる。
練は当初黒曜谷への進学を嫌っていた。彼女を黒曜谷にスカウトしたストレイドッグスの監督が、高校時代に真理とコンビを組んでいた陣内笛子だったのが理由の一つだった。
練は、姉が死んだのは、セッターだった笛子が姉にボールをトスし続けたせいだ、それで姉は足首を痛め、事故に見舞われた…と思い、笛子を憎んでいた。
その心情を練に吐露された滋は…
「お前がそう思うんならそうなんだろう。お前ん中ではな」
こう言って練を諭した。そして、ストレイドッグスが真理を失った翌日の春高決勝戦のVTRを見せる。
そこに映っていたのはチームメイトである真理を喪ってから挑んだ決勝戦の試合中はおろか、春高を制して優勝メダルを首に下げても尚、誰一人として笑みを浮かべようとしない亡き姉のチームメイトの姿だった。
何故ならばこの試合は彼女達にとって真理への弔い合戦とも言える試合だったからである。
さらに絶対に勝たねばならないこの試合中、鬼気迫る動きを見せていた笛子だが、無理が祟って負傷し、選手生命を絶たれた事も知ったのだった。
なお、後に明かされるが、真理の事故死の原因は、幼少時のけがが原因で左耳がやや遠く、信号無視を注意する笛子の声が聞こえなかったのが一因だった。また笛子もこの事故でひざ靭帯を痛め、決勝には医者の警告を無視して強行出場していた。