ルドン高原
るどんこうげん
ルドン高原とは、RPG『ロマンシングサガ2』に登場する地名である。
概要
ルドン地方の南方に位置する高原の名称。
ゲーム中ではダンジョンの一種として扱われており、ルドン地方から南方のナゼール地方へ向かう際に通過する事になる。
また「アクア湖」というとても美しい湖が存在しており、条件次第ではそこに住むネレイド族を仲間に加える事が出来る。
書籍『ロマンシング・サガ大全集』によると気候はツンドラに属するらしい。
スラング「ルドン送り」
本ソフトでは、1度仲間に加えたキャラクターは死なない限りパーティから外すことができない。
その為必要ない仲間を外す時や新しい仲間が必要な際は故意に殺害するのが手っ取り早い為、プレイヤーの間では「謀殺」という言葉・行為が一般化している。
そしてこのルドン高原は、南方からの入り口付近に爬虫類系のザコ敵が配置されている為、入ってすぐに強力な敵と戦える可能性が高い。結果手頃な謀殺場所として知名度が高まってしまい、「謀殺」の別名として「ルドン送り」というスラングが生まれた。
なおコミカライズ版でも武装商船団の仲間が「ルドン高原に行っちまえ!」と怒鳴るシーンがある。
ちなみに…
前述の『大全集』において、「仲間が死ぬまで外せないのは『武士道が死ぬ事と見付けたり』のようなもの」「仲間は倒れても次の者が名乗りを上げる為、限界は無い。悪い言い方をすると使い捨てが可能なのだ。いらなくなった仲間は遠慮なく殺そう」と書かれている。
果ては「全てのスキルを効率よく上げるには、皇帝を早く交代させることだ」とまで明記されており、謀殺とは公式に推奨されているのである。