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概要

ワイルドアームズシリーズにおける様々な隠しボスの頂点に君臨する、最強の敵モンスター。別名「百魔獣の王」。

全シリーズを通じて登場し、その全てがラスボスを超える戦闘力を発揮する。

ただし、ストーリーに直接関わらないいわゆるやりこみ要素の一つであり、倒さずともゲームのクリアは可能。

奇数ナンバリングタイトルでは「ABYSS」と呼ばれる隠しダンジョンの最奥に封印され、そこへ到達する事で戦う事ができ、偶数ナンバリングタイトルでは既存ダンジョンのどこかに封印されている。

ファンの間では「ワイルドアームズはトニーに始まりラギュ・オ・ラギュラに終わる」と言われており、実際やりこみ要素の最後の壁として登場する。

正攻法ではまず勝てないステータス設定、「1000000000000℃」に代表される強力無比な攻撃は全シリーズに共通している。一部作品ではバランスブレイカーとなるキャラクターの存在故に最強のモンスターという立場を危ぶまれる事もあるが、バランスブレイカーの所以たる能力を封印して戦えば苦戦は必至である。

元ネタはウルトラマンに登場した怪獣ゼットン(初代WAのみエレキングが混ざっているという意見もある)。

代表技である「1000000000000℃」もゼットンの火球が元ネタであり、制作スタッフが如何に特撮好きであるかを語っている存在でもある。

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