DIO承
でぃおじょう
概要
『ジョジョの奇妙な冒険』第3部のラスボスであるDIO×同じく主人公の空条承太郎のカップリング。
ファンによる二次創作であり、男性同士の恋愛(BL)を取り扱った作品に付けられるタグである。
「ディオ承」ではないので注意。
傾向
「ジョジョといえばこの二人」と知名度は抜群に高い二人であるが、実は原作では(描写が長いので忘れがちだが)数分しか顔を合わせていない。また、承太郎は「DIOを殺さないと母親が助からない」という状況にあり、DIOも「ジョースターの一族は皆殺しにする」という態度である。そのため、原作の時間軸に沿えば全くイチャイチャできる隙がない。
よって「承太郎がDIOによって監禁される」というパラレルが多い。その場合承太郎は肉の芽を植えられたり吸血鬼化させられたりして抵抗不可能な状況になっている事態も散見される。ちなみに格闘ゲームではDIOが承太郎を倒すif展開がある。
DIOは鬼畜攻めが多いが、原作で慢心しすぎて承太郎に敗北しているので自信過剰すぎるアホ攻めになっていることも多い。
また元々DIOは承太郎の高祖父であるジョナサン・ジョースターに執着しており、その体を乗っ取ったという経緯があるため、DIOジョナ前提の話も見られる。
殺伐としたイメージの強い本カプであるが、最近(2013年5月20日現在)二人の関係がよい作品も見られるようになってきた。なお、その場合、受けは原作で顔を合わせた3部の17歳の承太郎ではなく、顔を合わせていない4部の28歳の承太郎であることが多い。血気盛んな雰囲気であった17歳の頃に比べて、28歳の承太郎が比較的落ち着いて見えるせいかもしれない。当然ながら原作においてその時点でDIOは死んでいるので、大なり小なりパラレルになる。
なお、他のカプで多くみられる学パロはDIOが高校生をやっている姿が想像できないためか、無い(2013年4月1日時点)。元々「DIOが人外」がこのカプでかなり高い萌えポイントを占めているので、普通の高校生ではつまらないのだろう。
夫婦パロ(女体化なりなんなりで受けが攻めの子供を産んで~)というのもあまり見られない。殺伐としている雰囲気に子育てが似合わないせいかもしれない。「夫婦パロをしたら(DIOはジョナサンの体を乗っ取っているので)近親相姦になるのでは?」という疑問が湧くかもしれないが、高祖父のジョナサンと玄孫の承太郎は遺伝子が1/16共通しているだけで、これはいとこ間の1/8より薄い。よって問題ない。