ビトレイアルプリキュア
びとれいあるぷりきゅあ
本作はプリキュアではまずできないだろう、昭和の仮面ライダーシリーズのような敵組織によって改造人間(プリキュア)にされた少女が敵組織と戦う物語である。
また宇宙刑事ギャバンなどの宇宙刑事シリーズの要素を持っている。(簡単に言うと話の大元は昭和の東映特撮)
「ビトレイアル」とは英語で「裏切り」と言う意味であり「ビトレイアルプリキュア」とは「裏切りのプリキュア」と言う意味である。
登場人物
主人公
埜田奏海(のだ そうみ)
16歳、女性。
宇宙犯罪組織ジャドーによって改造人間にされた少女(ただし機械的なものではなく生体改造の為に肉体は改造される前とほとんど変わらない。
大学卒業の認定をもらっているので学校は行っていない。
そのだ うみ→のだ そうみ
プリキュアの設定
キュアリゲル
埜田奏海が宇宙犯罪組織ジャドーにより改造された後の姿。
自身の意思で変身出来る。
バイク操縦時と通常時、変化形態の時の姿が変わっている。
変身方法はプリキュアであるアイテムによる変身ではなく、昭和特撮でよくあるアイテムを用いない変身ポーズによる変身を採用している。
元ネタは昭和の仮面ライダー。
名前の元ネタはカードゲームZ/Xに出てくるキャラ「ソードスナイパー(ソードリベレイター) リゲル」。
ちなみに格好の元ネタは色んな(アニメやカードゲーム)作品の服装の一部チェンジ程度だったりする。
(そのうちの一つに名前の元ネタのリゲルの衣装もある)
バイク走行形態
特徴としてはバイクに乗ったりするためにヘルメットやバイザーが現れたり、重装甲的な衣装になっている。
通常(戦闘)形態
キュアリゲルが戦闘する時の姿(バイク走行時の姿でも十分戦闘が可能)。
バイク走行時の時と違い、腕の武装から光のアームセイバーを出して敵を斬ることが可能になっている。
軽装形態
キュアリゲルが武装の大半を解いた姿(ネックレスやパレオが少し付け加えている)。
パンチ力、キック力は半端なく上がっており、見た目と違い防御力は低下していない。
ただし腕の武装などがないので、武器は持っていない。
ドレッサー
宇宙犯罪組織ジャドーが作り出したキュアリゲル用バイク。
普段は普通のバイクだが、キュアリゲルに変身すると姿が変わる。最高時速は600㎞。
厚さ10メートルのコンクリートを走り貫くことが可能。
名前の元ネタはZ/Xの種族の一つ「バトルドレス」
マーイド
宇宙犯罪組織ジャドーに所属していたコーダ博士が秘密裏に作っていた巨大空中戦艦。
普段は宇宙で航行している。
奏海の親戚である海渡(かいど)がコーダ博士からもらっていて、大体いつも乗っている。
奏海はここを拠点として活動し、マーイドと海渡の情報収集力などからジャドーの陰謀に気づいては現場に行ったりする。
名前の元ネタは「マーメイド」(ちなみにZ/Xの種族の一つにもある)。
敵
宇宙犯罪組織ジャドー
宇宙を転々とし、悪事を働き星を支配してきた悪の組織。
偶然地球を発見し、日本を最初の拠点にしようとする。
ちなみに前作に登場した破壊生物ジルバオンは警戒対象であり、戦えばただではすまない(下手をすれば自分達が壊滅)と思っていた。
名前の元ネタは「邪道」
大王グライザンラス
宇宙犯罪組織ジャドーのボス。
基地内部でも声しか発せず、正体を見た者はいないとされる。
その正体は基地内部に隠れていた暗黒生物。見た目は悪魔とドラゴンを合わせたようなもの。
大きさは人間よりもわずかに大きい程度だが、その力はジルバオンに匹敵(もしくはそれ以上)する。
名前の元ネタは仮面ライダーBLACKRXに出てくる怪人グランザイラス。
デスター将軍
宇宙犯罪組織ジャドーの最高幹部。
実力も組織内で随一であり、知略も持っている。
「抹殺!」と言うのが口癖。
元ネタは宇宙刑事シャリバンの幹部、ガイラー将軍。
キュアルリア
裏切り者キュアリゲル抹殺の為に作られたプリキュア。
格好も一部違うが、ほとんどがキュアリゲルの服の色を反転させたもの。
キュアリゲル同様、バイク操縦時と通常時、もう一つ別形態がある。
名前の元ネタはカードゲームZ/Xに出てくるキャラ「七大罪 色欲の魔人ルクスリア」
服装の元ネタには「十二使徒 獅子宮ウェルキエル」の衣装が一部反映されている。
バイク走行形態
キュアリゲル同様、特徴としてはバイクに乗ったりするためにヘルメットやバイザーが現れたり、重装甲的な衣装になっている。
通常(戦闘)形態
キュアルリアが戦闘する時の姿(バイク走行時の姿でも十分戦闘が可能であり、本編時も出てきてしばらくはバイク走行時の姿で戦闘している)。
バイク走行時の時と違い、背中から羽根がエネルギーの剣で構成されている翼を出し、その剣で敵を斬ることが可能になっている。(エネルギーの剣は一斉に飛ばすことが出来ないが、剣を抜いて、武器にすることが出来る。
羽根の剣を抜いたら新しく剣が出てくるのに時間がかかる。)
軽装形態
キュアルリアが武装の大半を解いた姿(ベルトやパレオが少し付け加えている)。
キュアルリア同様、パンチ力、キック力は半端なく上がっており、見た目と違い防御力は低下していない。
ただし背中の武装などがないので、武器は持っていない。
キュアルリアの正体は埜田奏海の中学時代の親友、樹希島にの。
1か月しか奏海の通っていた中学にいなかったが、奏海とはとても仲が良くなっていた。
しかしある日、両親と飛行機に乗っていた時に宇宙犯罪組織ジャドーに襲われ、誘拐され、後に誘拐したが自分よりも前に改造された奏海(キュアリゲル)が裏切り、キュアリゲル抹殺のためにキュアルリアへと生体改造された。
にしきの まき→ききしま にの
その他
キュアルリゲア
キュアリゲルとキュアルリアが融合した姿。軽装形態と戦闘形態の二種類しかないが、戦闘能力はどちらも高く、素手では軽装形態、武器ありでは戦闘形態の方が上である。
服装は大体が二人の服を合わせたものだが、胸の部分はどちらとも違い、かなり服装が薄くなっている。
また髪の長さも二人を合わせて2で割ったものであり、部分的に長いツインテールとなっている。髪の色も二人の髪の色が混ざったものとされている。
戦闘形態ではキュアリゲルのレーザーセイバー、キュアルリアのソードフェザーが使えるようになる。
過去のプリキュア達
四ノ宮命
小根幹の教会を改造した施設の施設員をやっているが、現在は世界をシスター服っぽい服装をして旅をしている。お金は前作と同じで困っていない。
性格はほとんど変わっていない。
キュアテミス
四ノ宮命の変身した姿。
格好は昔と変わっていないが、きちんと大人っぽくなっているうえには胸も大きくなっているため、谷間がさらに強調されている。
本人は別に気にしていない。むしろ、大人になったのでもう少し見せる衣装でもいいのではとも思っていたりする。
桐坂理彩
私立大堂大学の3年生。
命とはたまには会っていたりしているが、平穏に暮らしたいと言う思いは変わっていない。
しかしたまにの刺激くらいは欲しいとは思ってきている。
キュアポイベ
桐坂理彩の変身した姿。
こちらもキュアテミス同様、姿は変わってないが大人っぽくなっている。
しかしこちらも胸が大きくなっており、上から見える胸元に悩んでいたりする。
中野満智葉(なかの まちは)
私立聖連高校の1年生。
茶髪の肩までの長さのストレートヘア。
基本的に優しい子だが、自分の意思を貫き通す。
やると言ったらやる凄みを持っている。
漆黒の意思的なものも持っている。
成績も運動も中である。
キュアレイング
髪の毛は肩までの長さしかないが、ツインテールにしている。銀色の髪をしている。
頭にプリキュアでお馴染なリボンをしている。胸とかにはリボンは一切ついていない。
手首までの長さの手袋をしている。ロングスカートをしている。
服の色はピンクと白が混じってたもの。
原野アリシア
青髪のストレートヘアーでハーフ。
一見クールのように見えるが、結構熱い子。
成績は中であるが、運動はかなり出来る。
現在は父の仕事の関係で海外を父の匡とユーイラと共に転々としている。ユーイラは匡の助手兼、アリシアの家庭教師。
キュアバデッシュ
髪の毛はロングヘアーのポニーテール。金色の髪をしている。
黒いマントをしている。
こちらは肘くらいまでの長さの手袋をして、手甲もしてある。ミニスカートをしている。
服の色は黄色。
神垣あやせ(かみがき あやせ)
黒髪短髪(一部長い部分がある)
私立聖連高校の1年生。
かなりマニアックな子。アニメやゲームが割と好き。
3人の中で一番冷静に分析できる。
成績は上で運動はその反面かそこまで出来るわけではない。
キュアシュロイツ
髪の毛は外はねショートヘア。白色の髪と白い帽子をしている。
服の色は薄青色。
備考
イラストにバイク走行形態以外でバイクを運転しているものがあるが、これは仮面ライダーBLACKRXのOPの影響で作ったものであり、本編時はバイク走行形態以外ではバイクの運転はしない。
ただしOP演出的には通常形態と軽装形態でのドレッサーを走らせる場面がある。
ドレッサーの正面にライト部分があるが、周りの装飾はリボンのつもりである。なぜリボンの絵柄なのかと言うと、プリキュアなのにリボンがついていないことに気付いたBLACK氏がどこかにリボンが欲しいと思ったところ、衣装では無理と判断し、バイクにならいいと思い付けたものである。