ガラフ・ハルム・バルデシオン
がらふはるむばるでしおん
ファイナルファンタジーVにおける仲間キャラの一人
オープニングで隕石が落ちてきたときに近くに登場するおじいちゃんであるが、その時のショックで記憶喪失になってしまっている。
とりあいず風の神殿に用があるということを思い出し、その場にいたバッツとレナに同行し、その後レナと共に主人公の仲間になる。
記憶喪失時には「ガラフ・ドウ」と名乗っていたが、この「ドウ」というのはおそらく、英語圏で名無しの権兵衛を意味する「ジョン・ドゥ」に由来するものと推測できる。
お茶目なおじいさんであり都合の悪い事を記憶喪失の所為にすることもある。
記憶を失っていた関係で船の墓場ではセイレーンの魔術を打ち破る事が出来たりと、序盤に危機を救ったりしている。
その後、孫娘であるクルルが駆けつけたため完全に記憶を取り戻し、
その正体が第二世界のバル城城主ガラフ・ハルム・バルデシオンであると解かった。
かつてエクスデスを封印した「暁の四戦士」のひとりで、エクスデスとは浅からぬ因縁があり、自らの使命を果たすため第二世界に帰ったが、バッツたちもそれを追いかけて第二世界へきたため第二世界でも一緒に戦うことになった。
ムーアの大森林にて絶体絶命となった時、バッツ達とクルルを守る為、
満身創痍となりながらも単身エクスデスに挑んで撃退するも、命を落とす。
この時、戦闘画面でHPが0になろうとも立ち上がり戦い続けたガラフの執念は、エクスデス撃退後に仲間がガラフに回復復活魔法やアイテムを使うも空しく散っていくシーンと合わせ、ゲームシステムというものを逆手に取ったFF史上屈指の名シーンである。
臨終の際、長老の木の力を借り自分が受けていた土のクリスタルの力をクルルに託したことで
孫娘のクルルがガラフのアビリティとレベルと遺志を引き継ぎ、仲間に加わることになる。