侍道

さむらいどう

『侍道』とは、アクワイア開発のゲームタイトルシリーズ。

概要

侍を題材としたアクションゲームで、プレイヤーは一人の侍となって限られた時間の中で様々な人間と交流し、時には戦闘し、それぞれの武士道を追求してゆく。

マルチエンディングシステムで、ルートによっては正義にも悪にもなる自由度の高さや、帯刀できる得物のバリエーションの豊富さから人気を博し、現在まで4作のタイトルが発売されている。

販売元はいずれもスパイク。

ちなみに、同社開発・発売で忍を題材にしたアクションゲーム『忍道』シリーズが存在し、『侍道3』にはその登場人物の一人・黒鷹のザジがゲスト出演している。

シリーズ第一作目。初代のみ『侍道』のタイトルが付いていない。

舞台は明治時代。士族が滅びようとしている時代に一人の侍が宿場町・六骨峠を訪れる。

後に『侍～完全版～（PS2）』『侍道ポータブル（PSP）』とリメイクされる。

シリーズ第二作目。舞台は江戸時代後期。

異国との貿易により栄える出島・天原に、一人の侍が流れ着いた。

後に『侍道2 ～決闘版～（PS2）』『侍道2ポータブル（PSP）』とリメイクされる。

シリーズ第三作目。舞台は侍が最も活躍した戦国時代。

信長の襲来に揺れる祇州天奈で、落ち武者となって生き延びた侍の物語。

伴侶・槍装備など、多くの要素が追加された。

シリーズ第四作目。舞台は黒船来航から数年後の幕末時代。

様々な思想がぶつかり合う時代、小舟に乗り港町・阿弥浜（あみはま）を訪れた侍は騒乱に巻き込まれていく。

侍道2の次に発売された侍道シリーズの外伝に当たる作品。

19世紀のアメリカ西部に訪れた侍がガンマンを相手に戦いを繰り広げる「刀vs銃アクション」。

シリーズ本編とは異なり、アドベンチャー要素は無く、純粋なステージクリア型のアクションゲームになっている。