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AK-12の編集履歴

2013-09-25 01:40:35 バージョン

AK-12

あーかーじゅうに

AKライフルの最新型モデル。

次世代AKライフル

2010年代、ロシア国防省では軍の正式採用小銃であるAK-74Mに代わる、新型小銃を採用しようとする動きがあった。


AK-74Mも兵士個人でカスタムする動きはあったが、やはり時代的にAK-47から変わらない構造には、問題視する声も一部で出ていた。(コッキングレバーが右側に固定されている点やリアサイトの問題。セレクターが両側にほしいという意見もあった。)


そこで2010年ごろからロシアの主要工業メーカー"イジェフスク"は新型AKの開発を開始、2012年にAK-200を開発した。


AK-200での変更点

  • ハンドガードにピカティニー・レールを追加。
  • サイトを脱着式の物に交換。
  • 短銃身化
  • グリップ・ストック変更。

であった。


しかし国防省はAK-200に難色を示し、AK-74Mの改良モデル(AK-200の試作品に近い。ハンドガードとレシバーカバーにレールを搭載したモデル)を採用することを決定。


次世代AK計画はお流れとなった。


このことを受け、やけくそになったのか、開発チームが海外の最新型銃を参考に新型モデルを試作。


2013年春一般報道に完成したAK-12を公開した。


次世代AK"AK-12"誕生

AK-12は今までの外観を一新

  • AK特有のレシバーに凹凸の多かった外観をスリムな形に変更。
  • ピカティニー・レール搭載。
  • ストックも伸縮機能のある折り畳み可能なものに変更。
  • セレクターをアンビー(両側)に変更。
  • リアサイトを取り外し可能なものにしレシバー後方に移動。

とここまで書けば分かる思うが、AK-12は今までのAKとは別物と化したものであった。


使用弾もメインの5.45mm弾に加え5.56mm弾、39(AK)・51(NATO)の両7.62mm弾と豊富で、バリエーションも短銃身のAKU-12(AKS-74Uに相当)、軽機関銃型のRPK-12、企画段階だが狙撃型のSVK-12が開発されている。


2013年9月、ロシア国防省はAK-12を2014年度から採用すると発表。ソビエト時代から主用ライフルであったAKが姿を大きく変えることになる。

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