概要
紫色の外皮に身を包んだゲリョスの亜種。
その外皮の色から紫毒鳥、紫怪鳥などと呼ばれることもあるが、
ハンターズギルドでは基本的には通常種と同じく「毒怪鳥」の通称で呼んでいる。
目撃例は通常種と比べて少なく、遭遇することは極稀であるとされている。生態や能力は通常種とほとんど変わらないとされているが、
興奮状態の際には通常種以上の運動能力を発揮し、縦横無尽に走り回っては毒液を吐き散らす。
特に、バルバレ周辺地域で確認されている個体は、
平常時でも非常に濃度の高い毒液を吐き出すことが確認されており、狩猟の際には要注意である。
外皮の性質が変化しているのか、ドンドルマやメゼポルタ近辺のゲリョス亜種は
熱に対して少し耐性を得ており、代わりに水に対しては原種よりも脆いという。そのユニークな外見に惹かれた熱烈な愛好家が存在し、
彼らの間では通常の相場以上の価格で素材が取引されている。
特に入手の難しい頭や希少性のある亜種の素材は人気が非常に高いという。