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アズールレーン』のキャラクターであるグラーフ・ツェッペリン「憎んでいる。すべてを。」という台詞をかわいくしたもの。

「肉感的な体にスベスベとしたお肌の略ではない。…………たぶん


憎んでいる、概要を

鉄血の正規空母、未完のまま終戦を迎えた幻のカンレキを持つKAN-SEN、グラーフ・ツェッペリン。

そんな彼女を入手した指揮官諸君ならわかると思うが、彼女は死や滅びにまつわる言い回しを多用し、非常に悲観的・退廃的な感情の込もった台詞が多く、指揮官にも好感度が高くないと憐みの目を向けてきたりと、言葉の端々から遣り場の無い怒りや憎しみ、そして諦念が滲み出ている。




――だが、彼女を寮舎に入れると、その印象がガラリと変わる。


ハロウィンを全力で楽しむにくすべさん『アズールレーン』にくすべさん

センシティブな作品センシティブな作品


SDキャラに設定されている固有モーション(例えば睦月の場合、とても個性的な表情になる)では艤装を展開してレーザーキャノンか何かを撃とうとするも不発に終わって慌てふためき、

マウスポインターでつまみ上げるとにこやかな顔で楽しそうに手足をフリフリし、

どこかで見覚えがある「撮影スペース」に立たせればフラッシュを浴びつつも艤装展開で撮れ高を保証して、

「脱出機構付GT改二」に乗って空の彼方へ飛ばされた後でも楽しかったと言わんばかりにパラシュートで降りてきて、

ダンスモーションを伴う家具(例えば「メガステージ」)に立たせればニコニコしながらノリノリで体を揺らし、

入浴モーションを伴う家具(例えば「カップのお風呂」)では気持ち良さそうな顔で湯船を堪能して、

睡眠モーションを伴う家具(例えば「雲さんベッド」)では幸せそうに就寝する。



 ……あれ? この人、すべてを憎んでいるはずでは?


そう思ってしまうくらいに寮舎暮らしを満喫しているのだ。

台詞の一言目には「はぁ?」がお約束、固有モーションでも涙目で怒鳴り散らし、どの家具へドラッグアンドドロップしても頬を膨らませて不満げなアドミラル・ヒッパーさえ真っ青な程のエンジョイっぷりである。


仕事とプライベートのオンオフをきちんと切り替えられるドイツ人らしいと言えばらしいかもしれないが、憎しみという簡単に切り離せようもない感情すら完全にオフにしてプライベートを楽しむ姿の滑稽さ、そうしたギャップによる可愛らしさは、「にくすべ」という単語及び「にくすべさん」という愛称(?)を生み出すには十分すぎた。

普段は「神を葬ろう」だの「黒山羊の角笛が鳴り響いている」だのと仰々しい台詞を発しており、何らかのデリケートな事情を抱えている旨が窺えるものの、素では楽しそうなので一部の指揮官達からは「ただの中二病」と片付けられる始末。


ちなみに、「図鑑」画面で彼女のデータを閲覧する際「憎んでいる。すべてを。」の台詞は「タッチ」をクリックすれば聴けるのだが、ボイス再生時どういうわけか左下のSDキャラが(>◡<)みたいな顔で上下にポヨポヨ飛び跳ねる(タッチのモーションは寮舎で突っついた時のモーションが適用される。つまり・・・)。ここでも全く憎んでいる様子が見られない。


センシティブな作品センシティブな作品

2018年6月28日のアップデートで、彼女の水着スキン「砂浜のウルズ」が実装(しかもLive2D付きで)。通常立ち絵ではクールにキメている中、彼女の黒い帽子を運ぶマンジュウが大きなアクセントとなる。

このマンジュウをクリックすると帽子を落とすのだが、それをグラーフは怒る事も哀しむ事も(ましてや憎む事も)せず、ただマンジュウが帽子を拾って必死に定位置までホバリングしてくる様をじっと眺めているという可愛らしい姿を見せる(ちなみにこれが「タッチ3」扱いであり、彼女の頭を撫でても他のL2dキャラのような無言専用モーションが無い)。

そして寮舎での姿は言わずもがな。頭の上で跳ねるマンジュウが何とも可愛らしい。追加ボイスでも夏を満喫している様子が垣間見れる。

センシティブな作品にくすべの夏

さらに同年7月15日、水着シーズン只中に狙い澄ましたかの如く実装されたプール関連家具の課金枠としてウォータースライダーも登場。当然グラーフもご満悦であった


なお、この「にくすべ」っぷりは、イベント本編でも同じくらい悲壮に包まれた姿を見せ、発言も悉く達観的なティルピッツにも当てはまる。

ただし彼女の場合、北の寒さには「慣れた」だけで、孤独を「味わった」だけであり、北で冷えついて孤独のままでいる事を望んでいるわけではないので、存分に温めて差し上げよう。


……グラーフが本当にすべてを憎んでいるかどうかはさておき、同郷の駆逐艦も「人生を楽しむのは大事だ」と言っているので、日々の暮らしを楽しむのは何ら問題無いのである。

たとえ「にくすべエンジョイ勢」と嘲笑されようとも。


なお、言葉の順序を入れ替えたすべにく派の指揮官もいる。

どちらが公式というわけでもないが、意味するところは同じである。

時折動画サイトなどで巻き起こるどちら派が賢いか論争はきのこたけのこ戦争並の泥沼化が予想されるため、ここでは言及しない。




そして……

時は流れ2018年10月11日、公式LINEスタンプ第二弾が配信。第一弾よりもネタ要素やパロディにまみれ、危ない橋も渡って話題に事欠かない第二弾だが、その中には…


寮舎でおなじみの朗らかな顔をしたグラーフ・ツェッペリンのバストアップをベースとして、帽子部分を覆い尽くすように「に く す べ」という太い赤文字があしらわれたスタンプの姿が。


――公式がついに「にくすべ」を認識し、彼女を「にくすべエンジョイ勢」と公認した瞬間であった。


ちなみに

ローンセンシティブな作品


しばらく後に同じ鉄血陣営ローンというKAN-SENが実装されたのだが、彼女の場合は普段こそ柔和そうな雰囲気なのに言動の端々からは根深い狂気と破壊衝動が滲み出ているというこのグラーフとは正反対のギャップがあるキャラであり、そのため大半の指揮官は「彼女こそ本当の意味で全てを憎んでいる」と評し、誰が呼んだかにくすべガチ勢として恐れているんだとか。


憎んでいる、関連イラストを

センシティブな作品憎んでいる。すべてを。


ライプツィヒとグラーフ・ツェッペリン漫画ラクガキ

一部の指揮官は通常頭身の姿を「普段のグラーフ」、笑顔でエンジョイしているSDの姿を「にくすべのグラーフ」と、キャラを分けている事もある。両者は完全な別人であったり形態変化であったりと、「にくすべ」に対する独自の可能性が模索されている。


センシティブな作品

アズレンまんがつめあわせ無題

通常頭身のにくすべさん。


「憎んでいる。すべてを。」の使い方としては、


センシティブな作品アズレン漫画 「フィーゼのおでかけ」

世の中の理不尽に対する恨み節だったり、


にくすべおばさんにこすべ

煮込み料理を作らせ「煮込んでいる。すべてを。」ともじったり。


憎んでいる、幼女化を

2019年4月末、彼女の幼女化バージョン・ツェッペリンちゃんが実装された。

立ち絵からしてムスっとしている顔など、大人の方が憎んでない分代わりにすべてを憎んでくれる……かと期待(?)されていたが、全然そんな事は無かった


ぷんすかミニにくすべグラーフ・ツェッペリンとツェッペリンちゃん

態度が刺々しいというかツンデレというか子供らしいワガママが目立つものの、母港で「絶望も憎悪もとんでもない! 夢は諦めなければ必ず叶うと信じているのだ!」と堂々たる宣言をするなど、強い意志を持ったド直球のポジティブっ子。

大人の方のグラーフと組んで出撃させた日には対抗心故か「我はすべてを愛する!」と叫ぶ有様で、大人の自分を全否定する

これにより、大人の方のグラーフの「根っこは前向きなくせに退廃キャラを演じているのでは」疑惑がより深まってしまった


しかし、大人の方も子供の方を嫌う…なんて事は無いようで、何だかんだ仲良くやっている模様。

一時期のログイン画面イラストでも、街中の店先のショーウインドウを二人並んで

眺めている様子が描かれるなど、その在り方はただの微笑ましい親子である。


憎んでいる、関連タグを

アズールレーン

KAN-SEN

鉄血(アズールレーン)

グラーフ・ツェッペリン(アズールレーン) 砂浜のウルズ

即堕ち:「信念だか矜恃だかをかなぐり捨てて享楽に耽る」的な意味で。

ギャップ萌え


Z46(アズールレーン):同じく仰々しい言い回しが目立つ鉄血陣営のKAN-SENであり、グラーフの親友or妹分ポジションに落ち着いている。彼女の水着スキンも同時期に実装された。

ティルピッツ(アズールレーン):同じく影のある話しぶりが目立つ鉄血陣営のKAN-SEN。


ローン(アズールレーン):同じ鉄血陣営のKAN-SENながらも本格的にやべー奴

にくすべガチ勢 ⇔ にくすべエンジョイ勢


ツェッペリンちゃん(アズールレーン)

ツェッペリン親子:ツェッペリンちゃんとのコンビタグ。


ここたま!:ファンがかわいらしく縮めてしまったシリアスな台詞の先輩。

フフ怖:〃


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