「私に全てを任せろ! 私が人間を滅ぼす事で、この星はまた美しさを取り戻す事が出来るのだ。」
「人間は私に吸収され、一つになれ! 素晴らしい世界が待っているぞ!」
「見るがいい! 人間が大気を汚した為にウルトラマンは肉体を保つ事さえ出来ず、苦しんでいるではないか!」
データ
概要
第6話「悪夢との決着」に登場。
火星でウルトラマングレートに倒され、地球に飛び散ったゴーデス細胞がバランガスによって一カ所に集められ、さらには他の生命体や地中の熱エネルギーを吸収して強化復活した姿。
火星でのゴーデスはナメクジとタコを掛け合わせた様な姿をしていたが、この第二形態は芋虫とイカをミックスしたような異形となっており、顔付きが人間に近くなり更に不気味になった(実はこっちの姿が初期稿どおりであり、第一形態は「それより弱い姿」として考案されたデザインだったりする)。
バランガスによって細胞を集められた後、近隣の火山で卵の状態となり、上空のオゾン層を破壊して一体を灼熱地獄へと変えて孵化に必要な熱エネルギーを集めていた。迂闊に手が出せないUMAに業を煮やしたオーストラリア空軍の戦闘機部隊が出撃して一斉爆撃を加えるが、逆にゴーデスに熱エネルギーを与えることとなり、遂に孵化を許してしまう。
火星における戦いの時より、遙かに強力な力を持ち、ウルトラマングレートの光線技ですら吸収してしまう。さらには念力技でグレートの動きを封じ、彼さえも体内に吸収してしまう。
体内に吸収したグレートを今までに倒された怪獣たちの幻影で苦しめるが、一体化していたジャック・シンドーの精神体に「全宇宙を吸収した時、お前はどうするつもりだ? 友達すらいない世界で、たった一人で生きていけるのか?」と問われ、動揺してしまう(字幕版では流れが少し異なっており、「可哀想な奴だ。お前はどんな星に行っても食い尽くす事しか知らない」とジャック・シンドーに挑発され、それにまんまと乗せられてしまい激怒している)。
その隙をグレートに突かれ、体を内部から突き破られて脱出と同時に肉体も爆散して完全に崩壊、今度こそ完全な決着をつけられる事となった。
ウルトラマン超闘士激伝
「宇宙の絶対悪」と呼称されている、一かけらの良心も持ち合わせていない悪魔の如き生命体。
あまりに危険なためウルトラの星が編成した決死隊で討滅されたが、密かに生き延びており、全宇宙を地獄に変えるために暗躍を開始していた。
これを考慮したウルトラマンキングはグレートとパワードを預かりゴーデスハンターとして鍛え上げていたのだが、グレートがメフィラス大魔王の侵攻を食い止めるためにウルトラの星でマグナムシュートを使ったことを察知すると、その後のヤプール戦役の動乱に紛れてグレートを攫い、彼の身体を乗っ取っていた(本人曰く「ウルトラマンG(と書いてウルトラマンゴーデス)」)。
第3回銀河最強武闘会では仮面騎士を名乗りウルトラ戦士のフリをして出場。秘密裏にゴーデス細胞をばらまいて宇宙全土の強者たちの戦闘エネルギーを奪い取り、ウルトラの星を滅ぼすための秘密兵器として発掘していたコダラーの卵に与えようと目論んだ。
しかしパワードによって正体が暴かれ、超闘士のオーラを纏ったマンとタロウには敵わず、奪い取ったエネルギーを集めるとUF-0に飛び乗って海魔星へと逃走。
ウルトラ戦士に不満を持つ宇宙犯罪者たちをゴーデス五人衆に仕立て上げ、ウルトラ戦士たちをおびき寄せた。
案の定やって来た闘士ウルトラマンタロウ相手にグレートの自我が残っているフリをして超闘士パワーを全て強奪し、コダラーを復活させるも、魔神が大人しく命令を聞いてくれるわけもなく踏み潰されてしまう。グレートの体を気遣った超闘士ウルトラマンは一時的に身柄を拘束するが隙をついてゴーデスは逃走。
またもUF-0に飛び乗って逃げ出そうとするが、コダラーと時同じくして復活を果たした天魔神シラリーの絶命光線を受けてUF-0共々即死してしまう。
ゴーデスが死んだことでグレートの意識は解放され、太陽で治療を受けることとなった。
ウルトラ怪獣バトルブリーダーズ
公式生放送で実装予定が発表され、2020年10月11日にウルバト恒例の新実装のキャラを示唆する画像ツイートの内容がグレート第1話を彷彿とさせる火星のイラストだった為、10月14日に実装される事が判明した。
尚、生放送での実装予定発表とこの該当ツイートではリプ欄に大量の『ゴーデスは神だ』『ゴーデスの仕業さ』『また会えるな ゴーデス』等の字幕が表示されているウルトラマンG本編のスクショが貼られている。
性能的な完全な防衛戦用のタンクで、固有スキルは「全宇宙の生命との融合」で攻撃・必殺技・反撃を受けた時に相手のHPを400近くも吸収し、必殺技攻撃力が20%アップ、さらに行動完了時、「混乱」状態の相手のSPを10%吸収するという非常に強力なもの。
必殺技のエネルギーボールも使用するとゴーデスの最大HPが20%アップし、この必殺技が命中した相手を超確率で「混乱」状態にするという厄介なもので、実装後すぐにアリーナの対戦環境で頭角を現した。
またゲームの仕様上、HP吸収では敵を撃破することはないため、敵を倒さずHPを減らすことを求められる一部のイベントでもブリーダーたちに大変重宝され、グリーザのダークサンダーエナジーに浸食された怪獣たちを殺さずに救済する姿は、まさに救いの神である。