ピクシブ百科事典は2023年6月13日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

目次 [非表示]

第58回スーパーボウル優勝チーム…

カンザスシティ・チーフス(2年連続4回目)


概要

アメリカ合衆国アメリカンフットボールリーグNFL優勝決定戦、1967年に当時の2リーグであるAFLとNFLによって行われ、1970年の再編でAFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)NFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)によって行われる。現在は毎年2月の第2日曜日に開催される。

NFLは北米4大プロスポーツ(NFL=アメリカンフットボールMLB=野球NBA=バスケットボールNHL=アイスホッケー)の一つで最も人気のあるプロリーグであるが、その中でスーパーボウルは他のスポーツの優勝決定戦は勿論、他の番組よりも圧倒的な視聴率を稼ぐなどアメリカ最大の高視聴率を誇る。オリンピックFIFAワールドカップさえ上回ると言える一大イヴェントとして知られている。また、スーパーボウルの開催スタジアムのチケットの競争率は勿論、本場アメリカの食糧消費量が感謝祭に次ぐ2番目に多い。その為、スーパーボウルが開催される日曜日はスーパーサンデー(またはスーパーボウルサンデー)と呼ばれる程アメリカの事実上の祝日として定着している。

また、中継スポンサーもこの日限定の超豪華SPCMを制作し、放送するのが慣例になっている。

試合は一試合のみの一発勝負であり、勝利チームにはスーパーボウル王者(=NFL王者)としてヴィンス・ロンバルディ・トロフィーが与えられる。更に優勝チームの全選手にはスーパーボウル・リングと呼ばれるチャンピオンリングが与えられる。

また、超豪華アーティストのライヴが行なわれるハーフタイムショーも見ものである。


スーパーボウル出場への道のり

レギュラーシーズン

毎年9月上旬から開幕し、NFLに所属する全32チームはAFCNFCの二つのカンファレンスのどちらかに所属し、レギュラーシーズン最終戦までの全18週のうち、17試合を戦う。このうち6試合は同カンファレンス同地区チーム同士の試合(各チームホームアンドアウエーの2試合)であり、それ以外は異なる地区チーム同士の6試合や異なるカンファレンスチーム同士の5試合が組まれる。なお各チームとも18週のうち1週だけ、バイウィーク(Bye Week)と云う試合の無い休みの週がある。


ポストシーズン(プレイオフ)へ進出できるのは各カンファレンス上位7チーム。各地区4チームの順位や各カンファレンス16チームの順位によって決められており、全試合の勝率や同地区チームとの対戦成績、および勝敗数が同じチームとの直接対決の結果などで決められる。

このうちレギュラーシーズン終了時点で各地区1位のチームは地区優勝となり、各カンファレンスの地区優勝4チームにはシード上位4チームのポストシーズンの出場権が与えられる。この時地区優勝4チームの中で最上位のチームにはシード1位が与えられ、以降2位、3位、4位が決定する。シード1位のチームのみ、ディヴィジョナルゲームのシード権が与えられ、残りの3チームはワイルドカードゲームから出場する。

地区優勝を逃した残りのカンファレンスのチームは各カンファレンスの順位に基づき、地区優勝以外のチームで上位3チームのチームにポストシーズンのワイルドカードゲームの出場権が与えられ、勝率などが高い順に、5位、6位、7位のシード順位が決定する。地区優勝チームはワイルドカード獲得チームより勝敗で劣る成績であっても第4シード以上が確保され、ワイルドカードプレイオフでのホームフィールドアドヴァンテージを得ることが出来る。


ポストシーズン

1回戦のワイルドカードプレイオフは、各カンファレンスの第2シードと第7シード、第3シードと第6シード、第4シードと第5シードが対戦する。両カンファレンス合わせて6試合が行なわれるポストシーズンの1週目はスーパーワイルドカードウィークエンドとも呼ばれる。


ワイルドカードプレイオフの勝者は、次の週末に2回戦のディヴィジョナルプレイオフを戦う。第1シードのチームは、スーパーワイルドカードウィークエンドを勝ち上がったうちシード順位が最も低いチームと対戦。そして残る他の2チームが対戦する。


ディヴィジョナルプレイオフに勝利したチームは、さらに次の週末にカンファレンスチャンピオンシップにて激突し、この試合に勝った両カンファレンスの優勝チームがスーパーボウルへと進出、年間王者の座とヴィンス・ロンバルディ・トロフィーを懸けた一戦に臨むことになる。


主な成績

出場回数最多のチームはニューイングランド・ペイトリオッツで11回。2023年時点で出場回数が2桁のチームはペイトリオッツだけである。

優勝回数はペイトリオッツとピッツバーグ・スティーラーズの6回が最も多く、優勝5回のダラス・カウボーイズサンフランシスコ・49ersが続く。

最長連覇回数は「2」で、ペイトリオッツ、スティーラーズ、カウボーイズ、49ersの他にグリーンベイ・パッカーズマイアミ・ドルフィンズデンバー・ブロンコスカンザスシティ・チーフスの8チームが達成。このうちスティーラーズは2度の2連覇がある。出場年に間隔を挟みながらの最長連勝は49ersの「5」である。

選手個人での最多優勝経験者はトム・ブレイディの7回(ペイトリオッツで6回、タンパベイ・バッカニアーズで1回)。

最多敗戦はペイトリオッツとブロンコスが記録した5敗。最長連敗はブロンコスの他にミネソタ・ヴァイキングスバッファロー・ビルズが記録した4連敗。このうちヴァイキングスとビルズの連敗は継続中である。またビルズは4年連続出場の最長記録を持つが、これを全敗しての4連敗となっている。

デトロイト・ライオンズクリーヴランド・ブラウンズジャクソンヴィル・ジャガーズヒューストン・テキサンズの4チームはスーパーボウルへの出場が無く、テキサンズはその1つ前のラウンドとなるカンファレンスチャンピオンシップゲームに進出したことも無い。


ハーフタイムショー

文字通りスーパーボウルのハーフタイム(第2クォーター終了後から第3クォーター開始前まで)に行なわれる、スーパースター級のアーティストによるショーである。

毎年、この日だけのパフォーマンスが披露される一大イベントであり、アメフトの試合にはまるで興味無いがアーティスト目当てにハーフタイムショーだけ視聴や観戦しようとする者もいる様子。そのせいか、ハーフタイムショーの前後になるとトイレに駆け込む視聴者が多く、水道管の破裂事故が全米中で多発するという都市伝説が定着し、ある自治体ではスーパーボウルの試合中は水分を極力控え、ハーフタイムショーの前後は不要不急のトイレは控えるようにと住人に釘を刺しているといううわさがあるらしい。

2004年のジャネット・ジャクソン胸部露出や、2012年のMIAの中指を立てる不謹慎ジェスチャーと云った放送事故意図的に狙う不届きな行動をとる者が相次いだこともあり、ハーフタイムショーの時間は放送局の検閲が入るようになったらしく、中継では数秒程度だがタイムラグが生じる。


関連タグ

NFL

AFC

NFC

ワールドシリーズMLBの年間王者決定シリーズ)

スタンレーカップNHLの年間王者決定シリーズ)

関連記事

親記事

NFL なしょなるふっとぼーるりーぐ

子記事

  • 28-3 にじゅうはちたいさん

兄弟記事

pixivに投稿されたイラスト pixivでイラストを見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 7657

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました