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概要

CV:千田光男

デイブ・マッカートニーとは、『ゴルゴ13』のキャラクター。

主人公であるゴルゴ13を除くと、複数エピソードにまたがって出演している数少ないキャラの一人。


ニューヨークで活動するガンスミスで、ゴルゴの協力者の一人。見た目は丸眼鏡をかけた出っ歯おやじ。スピンオフ作品で明かされたガンスミスの仕事は裏稼業であり、表の稼業は葬儀屋(葬儀場)を経営している。ガンスミスは裏稼業ではあるものの、どうやら彼の一族は代々、それを生業としてきたらしい。

その腕前はゴルゴ曰く「世界でも五指に入る」レベルで、彼からは厚い信頼を寄せられており、依頼に合わせた特別な兵器の製作をたびたび依頼されている。

全ての兵器はデイブの手で作られていないようで、エピソード「武器屋の長い午後」において同じように高い腕を持つ同業者に調達や検品を頼んでいる事が描かれた。


この稼業をデイブ自身は「死神の鎌を研ぐ」と自嘲している。


1971年発表の『AT PIN-HOLE!』(第7巻収録)で初登場。

この時の依頼は「1km先のフットボールを打ち抜ける狙撃銃(TVアニメ版では2kmに伸びた)」を「3時間で作れ」、「弾丸もついでに作れ」、「試射もなし」という、現在でもなおゴルゴから彼への依頼の中ではトップクラスの無茶振りだったが(「おおっ、クレージー!!」の名言はこの時生まれた)、プロフェッショナルとしての自身の誇りにかけて全力で応え、見事に特製狙撃銃を作成。不可能と思われた依頼をゴルゴに達成せしめた。

幸か不幸か、これで彼からの信頼を勝ち取ってしまい、以降、「無重力・真空宇宙空間でも使用可能な無反動ライフル」「150ミリの圧縮均質装甲板と30センチのコンクリート壁を貫通できる銃と弾丸」「コンロで加熱されているスープの熱で溶けてなくなる銃」など散々に困難な仕事を頼まれまくっている。


初登場時は(工房に属していたためか)愛想笑いを絶やさない腰の低いキャラクターだったものの、何度か登場するにつれて、ゴルゴの無茶な依頼にうんざりしてきたのか、現在は彼の目の前でも平気で毒づく愚痴っぽい性格になっている。長年のつきあい故か、ゴルゴもそれを許容している(ただし、流石に愚痴が過ぎて、ゴルゴもあからさまに不機嫌になった事が数回ある)

ただし、超一流のプロフェッショナルであるゴルゴに頼られている事を誇りに感じている様子でもある。


ゴルゴの影に隠れているが、この人物も目に見える加齢が白髪交じりになる以外にはない(元々初老に入りかけの容姿ではあったが)。一人称は初期は「俺」であったが、ここ20年ほどは加齢が進んだのか、「ワシ」がメインである。口調も近年は老齢者らしいものに変遷しているが、初期はゴルゴに軽口を叩くなど、そこそこは若々しさを残していた。また、初登場時はマフィアの持つ工房に属していたが、二回目の登場までには独立し、自分の仕事場を持っていた。

最近は「とんだ客に見込まれた」と嫌気が差しつつも、なんだかんだで頼りにされるのは嬉しいという(自身の加齢もあって)複雑な心境の模様。

ゴルゴの依頼に応える事ができなくなった時が引退の時と考えているようだが、己のツテを頼ってでも完璧に仕事をこなすのでゴルゴからは「引退はまだまだ先のようだな」と評されている。実の所、一度だけ本当にゴルゴの依頼に応える事ができなかった事がある(しかもその理由として「ゴルゴの身体能力でも無理」と身体能力を侮られる事を嫌うゴルゴに言った)が、ゴルゴも驚きはしたが(身体能力を侮られたのに)文句ひとつ言わずに納得している(デイブ的にもかなり後悔が残ったようで「すまん……」と謝罪している)。なお、実際ゴルゴの依頼通りだったら本当に身体能力的に無理だった事は作中でしっかり描かれており、ゴルゴの依頼にそもそも無理があったので引退という事にはならなかったようである。

なお、スピンオフにて、長年にわたって、弾薬などの制作の都合で鉛を扱い続けている結果、鉛中毒になりつつあると設定され、健康を次第に損ないつつある様子が描かれた。


初登場は1971年で、以来おおよそ半世紀に渡って、準レギュラー的(前回より数年ぶりに登場などはザラ)に登場している。


2021年8月に初のゴルゴ13のスピンオフ作品としてデイブの(裏)仕事を主体に描いた作品が発表された。


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