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ナツ・ドラグニル

なつどらぐにる

ナツ・ドラグニル(Natsu Dragneel)とは、少年漫画・アニメ『FAIRY TAIL』の主人公である。
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CV:柿原徹也


「食ったら力が湧いてきた!!」

「仲間じゃ…ねえのかよ… 同じギルドの仲間じゃねえのかよ!」

「燃えてきたァ!!」



概要

「火竜(サラマンダー)」の異名を持つ。年齢不詳で、右肩に赤い紋章がある。好きなものは、嫌いなものは乗り物。凄まじい大食いで、後述の体質の為どんなに熱い食事をとっても舌を火傷しない(逆に冷たいものは嫌い)。

幼い頃に炎竜王・イグニールに育てられた過去を持ち、消えた彼との再会を望んでいる。マフラーはイグニールからの大切な贈り物。


X777年7月7日にイグニールが自身の前から姿を消してから、マカロフに連れられてギルドに入った。

町から離れたところにある一軒家でハッピーと暮らしている。家の中には、引き受けた仕事の依頼書や戦利品が飾られている。天狼島から帰還した時、金庫盗まれていた


物事を深く考えない楽観的な性格にして大食漢。「妖精の尻尾」一の問題児であり、現在までに「妖精の尻尾」が起こした器物損壊の事故の大半はナツによって引き起こされたもので、周囲の人物からよく注意されている。周囲の人々(主にマカロフ)の悩みの種となっているが、「ギルドの仲間たちは家族」という思いも人一倍であり、家族である仲間のためなら、どんな強大な敵にも諦めず立ち向かい、仲間を大事にしない者はたとえ敵対する相手や組織問わず決して許さない。その姿勢から絶望的な戦いでも仲間たちの士気を上げ、彼等を支える精神的支柱になっている。好戦的で強い者を目にすると敵・仲間を問わず所構わずに勝負を仕掛けるが、あくまでも力比べであって、殺し合いを好んでいる訳ではない。

(実際、ナツから申し込んだ勝負も敵が相手でも基本的に気絶はさせども本当に命を奪ってしまう事はほとんどなく、命が伴う処遇についてはナツ以外の人物に委ねられたり行われていたりする。)

頭脳面に関しては普段は頭はあまり良くない印象を受けるが、戦闘での頭の回転は速く、冷静かつ頭脳派な一面を見せる。相対する敵の弱点や敵組織の企みを早い段階で気付く事も、意外と珍しい話ではない。


滅竜魔法を操る滅竜魔導士(ドラゴンスレイヤー)」。炎と素手での格闘術を駆使した肉弾戦を得意とする。加えて滅竜魔法の効果により身体能力も高く、嗅覚聴覚視覚が常人離れしており、身体も頑丈(銃弾を喰らってもちょっとした出血程度で済んでいる。ただしハッピー曰く「魔力が完全に切れた状態で攻撃されたら危険」とのこと)で巨岩をやすやす持ち上げるほどの怪力を有する。

火竜ナツ

火や熱を食べることもできるが、他のスレイヤー同様、自らが発火させた炎を食べることはできない。炎を食べることで魔力や体力を回復したり、増幅することが可能。逆に火属性以外の魔法を食べると生気が無くなり、熱を奪う兎兎丸の青い炎や途轍もない悪臭を放つ黄色い炎を食べた際には地獄を見ていた。


乗り物に弱く乗り物酔いし、戦闘ではまともに戦えず危機に陥ったこともある。ハッピーに運んでもらっている時は酔わない。これは「ハッピーは仲間だから」。


名前の由来は、前作『RAVE』の主人公の名前が“ハル”(春)で、次の季節は“ナツ”(夏)ということから(因みに最新作のエデンズゼロの主人公の名前は〝シキ〟)。



炎の滅竜魔法

体温上昇

具体的な名称は無し。全身から高熱を放つ魔法。ガラスを一瞬で溶かし、バルカンの投げつけた氷柱を瞬時に蒸発させ、鉄をも溶融させる。

第二魔法源解放後は半端じゃない程火力が上がっており、闘技場を溶かす、砂を爆発させた上に蒸発させる、しかも仲間には被害を加えないという大胆にして繊細な熱放射が可能になっている。


火竜の鉄拳(かりゅうのてっけん)

来てくれた

拳に炎をまとわせたパンチ冥府の門編では一撃で大き目の屋敷を粉砕したうえで家じゅうのハーブを一瞬で焼き落としていた。


火竜の咆哮(かりゅうのほうこう)

滅竜魔導士の基本技「咆哮」で、ナツの場合には口から炎のブレスを放つ。海底から発射して水面に到達するほど強力な「爆圧」と「火力」を有する。


火竜の翼撃(かりゅうのよくげき)

相手を鷲掴みにし、腕から炎を噴射する。または炎をまとった両腕でなぎ払う。

アニメではララバイの吐いた炎を繰って放ち山を一撃で粉砕していた。


火竜の鉤爪(かりゅうのかぎづめ)

炎をまとった足で蹴りを放つ。


火竜の劍角(かりゅうのけんかく)

全身に炎をまとった体当たりを繰り出す。


火竜の煌炎(かりゅうのこうえん)

右手と左手の炎を合わせ巨大な炎にし、相手に叩きつける。


火竜の炎肘(かりゅうのえんちゅう)

肘から炎を噴射することで、勢いを加速させたパンチを繰り出す。


紅蓮火竜拳(ぐれんかりゅうけん)

火竜の鉄拳を連続で繰り出す。ガジル・レッドフォックスとの戦いでは全身を鉄化させたガジルを吹き飛ばし、ついでに幽鬼の支配者本部を半壊させた。


火竜の砕牙(かりゅうのさいが)

炎をまとった爪で横に薙ぎ、敵を切り裂く。


火竜のつば

火竜の咆哮と見せかけて唾を吐く。


制御返し

炎を制御する兎兎丸との戦いで会得。彼が持つ炎を操る能力を跳ね返すことができる。



滅竜奥義

紅蓮爆炎刃(ぐれんばくえんじん)

炎を纏った両腕を螺旋状に振るい、爆炎を伴った強烈な一撃を放つ。


〝不知火型〟紅蓮鳳凰劍(〝しらぬいがた〟ぐれんほうおうけん)

全魔力を解放し、全身に炎を纏った状態から弾丸の様な突進攻撃を繰り出す「火竜の劍角」。



星炎爆炎刃(せいえんばくえんじん)

アニメオリジナルの必殺技。日蝕星霊編で精霊獣の中に入り精霊王と繋がっている

謎の球体を吸い込んだ直後に放った星々の力をその身に宿した紅蓮爆炎刃の上位技。


ドラゴンフォース

Natsu Dragonize

滅竜魔法の最終形態。発動すると肌が鱗状になり、歯も鋭くなる。当初はエーテリオンジェラールの全魔力である咎の炎といった「強力な魔力」を食べることで発動していたが、「冥府の門」のマルド・ギールとの戦いでは感情の昂りによって発動させた。ナツの魔法の基本となる「感情の炎」の発展と言える。



モード雷炎竜(モードらいえんりゅう)

Natsu and Gazille

ラクサスの魔力を食らったことで自身の炎の魔力に加えて雷属性が融合した状態。炎の打撃に雷による攻撃が追加されている。強力で、初使用以降任意での発動が可能になるが、魔力消費が激しいといった弱点もあった。しかし、ウルティアに第二魔法源を開放されてからはそのリスクはなくなった。


雷炎竜の咆哮(らいえんりゅうのほうこう)

口から電撃を纏った極太のレーザービームのような灼熱の炎のブレスを放つ。


雷炎竜の撃鉄(らいえんりゅうのげきてつ)

多数のパンチの乱打を放った後、炎と雷を纏った拳で強烈な一撃を繰り出す。


滅竜奥義・改 紅蓮爆雷刃(めつりゅうおうぎ・かい ぐれんばくらいじん)

右手に炎を、左手に雷を纏わせた状態から、雷属性が加わった「紅蓮爆炎刃」を放つ。



モード雷竜(モードらいりゅう)

錬金術ギルドのマスターであるデュークによって作られた滅竜用アンドロイド「アテナⅡ」によって火竜の力が奪われた際に、奪われたのが火の滅竜魔法のみであると気づいたナツが、モード雷炎竜の時は副属性として使用していたラクサスの雷を己の中で増幅させて新たな主属性とし、謂わばナツ流の「雷竜」として覚醒させた状態。このモードを使用する際はラクサスと同様の傷が右目に現れる。


雷竜の劍角(らいりゅうのけんかく)

全身に雷を纏い、電光石火の突進を繰り出す。


雷竜の鉄拳(らいりゅうのてっけん)

拳に雷をまとわせたパンチ。基本は火竜の鉄拳と変わらないが、殴った後に帯電させた雷撃による追加攻撃が可能な為、総ダメージはこちらが上の模様。「100年クエスト」では、上述のデュークを一撃で仕留めた。



おまけ

封炎剣(ふうえんけん)

エドラスの魔法。剣の刀身となる炎を噴出する柄。ただし、ペース配分を考えず一度の使用で貯蔵魔力を使い切ってしまう、再度魔力を込めて威力を抑えたが相手に通じなくなるなど、上手く扱えなかった。


ヒートブレード

ナツが「冥府の門」本拠地で拾った「凄い威力」の板状の剣。牢屋からの脱出に使われたが、ゼレフには効かず刀身が消滅した。



変身魔法

ミラに教わったが中途半端な変身になった。


七炎竜の力

「みんなの力が炎に変わる!!!!」

「これが 七炎竜の力だ!!!!!!!」


世界そのものを滅ぼせる絶望的な強さを誇る魔竜・アクノロギアとの最終決戦でただ一度だけ発動した絆の力。ウェンディの付与(エンチャント)でガジルウェンディラクサスコブラスティングローグの六人の滅竜魔導士の想いと魔力、そして滅竜魔導士達の勝利を信じ外の世界でアクノロギアと戦っている仲間や人々の想いを受け取りに変え、七色に輝く豪炎を身に纏った究極形態。


七炎竜の鉄拳

仲間達や人々の想いを乗せて放つ七色の豪炎を纏わせた究極の拳撃。その威力は本作の中でも間違いなくトップクラスで、あらゆる魔力を食らって糧とし、ゴリ押し以外に殺せる手段が存在しない作中最強のアクノロギアをたった一撃の下に葬っている。


関連イラスト

ナツセンシティブな作品竜を屠る者ナツ


関連タグ

FAIRYTAIL フェアリーテイル 滅竜魔導士 ナツ ハッピー リサーナ グレイ・フルバスター エルザ・スカーレット ガジル・レッドフォックス ウェンディ・マーベル スティング・ユークリフ どこに出しても恥ずかしい立派なナツ廃 火属性

スティナツ グレナツ ラクナツ ナツグレ ナツリサ ナツルー


ネタバレ

ナツとぜレフ

正体はゼレフの実の弟にして「冥府の門」マスター、ゼレフ書最凶最悪の炎の悪魔・END(イーエヌディー / エーテリアス・ナツ・ドラグニル / Etherious Natsu Dragneel


元は人間だったが、幼少期に死亡。ナツなら自分を殺すことができたはずと考えた不死の兄、ゼレフに死体を「最後で最強のエーテリアス(悪魔)」として蘇生された。

そのため、ゼレフからは「自分(ゼレフ)を壊してくれる存在」と称されている。


(これら一切とゼレフのことをナツは覚えていないため本人は自分のことを人間だと思い込んでいるが)悪魔であるため、星霊の服なしでは人間は生きられないはずの星霊界を生身で通過しても平気だったり、また元の生まれが400年前のため「石像と80歳以上の者の入退場を禁ずる」という内容のフリードの術式から出られなかったりと初期から伏線を張られていた。


アトラスフレイムによると、400年前の竜王祭でイグニールが破壊を試み失敗した。その後イグニールが育てることにした(後に、イグニールがナツに対して愛情を持っていたからだとゼレフから語られた)。


「END」と呼ばれているものは一冊の魔法書に封印されており、マルド・ギールによって守られていたがゼレフに回収された。

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