「入れないなー！ん～・・・ネズミー！チュチュチュー！」
「俺が作った合成食物・人食いヅタで、喰われてしまえー！チューチューチュー！」
CV：広森信吾
登場話：第10話「珍種ポマトの秘密」
概要
総統タブーのオーダーでネズミの特別遺伝子から製造された合成怪獣。「小回りが利き、潜入が上手い」とはタブーの談で、ネズミに変身することでいかなる場所へも潜入することができる。火花を放つ「ネズミドラゴン」、爆発を起こす「ネズミ花火[爆弾]]」、ヒゲを伸ばして敵を拘束する「ネズミヒゲ縛り」を得意とする。
ザゾリヤ博士が落とし、黒田の同級生であった小沼(演：沖田さとし)が拾って横領した「細胞融合装置ミニサイザー」を奪還することが使命。デスダークは最終的に、取り戻した細胞融合装置によって人食いヅタを創らんとした。
活躍
マズルカによる装置奪還が失敗した後、タブーの指示により誕生。装置から出てきた際はネズミの姿で登場し、人間大の大きさに巨大化した後モズーの姿に戻った。
黒田が見張りについた雨の日の明朝、ネズミの姿で小沼の研究室に潜入する。モズーの姿に戻って小沼に場所を尋ねるもブルーとブラックに阻まれて失敗。小沼は己の成果を帝国財団に売り込んでしまい、さらにゴーグルファイブが見張っていたこともあって奪還が困難となってしまう。
デストピアに帰還後、おめおめ帰ってきたことからデスギラーに殴打され、マズルカは奪還困難の一報を告げるが、装置に食虫植物とツタの細胞液を仕込むことで奪還せずして人食いヅタを創るというデスギラー立案の作戦を実行する。しかし小沼が装置を破壊し、イエローに投げ飛ばされたことでツタは呆気なく爆散し、作戦は失敗。
戦闘ではネズミ花火爆弾やネズミヒゲ縛りでブラックを追い詰めるも、4人の加勢の前に逆転し、ネズミに変身して逃亡を図る。しかしブラックのブラッシャドーによってネコの影を作り出されて逃亡を阻まれ、ブラック闇走りによる容赦なき連撃を受け、最後はゴーグルビクトリーフラッシュを喰らって倒される。
ネズミコング
リフレッシュパワー光線で甦ったネズミモズーが搭乗するコング。
口からの砲撃「ネズミ砲」、同じく口から繰り出す「メカネズミ」を爆発させての攻撃でゴーグルロボに挑む。
ゴーグルビームでメカネズミを跳ね返されて自身が爆発の餌食となり、さらにゴーグルビクトリーパンチを受けて倒れ、最期は地球剣・電子銀河斬りでネズミモズー諸共爆散した。
余談
デザイン画に登場した槍は未登場。
ネズミ、シシ、ナマズ、カニ、クジャクのコングは両腕が拳状に大型化している(カニコングは左手のみ)。
またこの話で黒田の友人小沼を演じていた沖田さとしは、次年度の戦隊で戦隊レッドを演じることになる。
