概要
声:菊池正美
TVアニメ『ドラゴンボール超』に登場するキャラクター。
破壊神シャンパ編で開催された第6宇宙と第7宇宙の格闘試合に参加した第7宇宙側の戦士。
性格は静かで温和な性格をしており、不意打ちの攻撃を受けても怒ることはない。
普段は敬語を使い、試合前には対戦相手に一礼をするなど礼儀正しい人物でもある。
また少し気弱な人物でもあり、驚くと気絶してしまう事がよくある。
服装は戦闘時は緑色のシングレット、普段着は茶色の作業着を着用している。
普段は惑星ワガシに住み宇宙規模で事業を行う宅配業者の社員として働いている。
また自らの職の知識を活かした助言をウイスにしている。
ちなみに惑星ワガシでは彼の名前である「モナカ」は「大いなるポンタ(乳首)」という意味。
名前の由来は和菓子の「最中」から。
実力
ビルス曰く自らの長い戦いの歴史の中で最も強かった人物。
普段はその静かで温和な性格からその実力を見せることはない。しかしひとたび牙を剥けば破壊神であるビルスでさえ倒すのに手こずる相手とビルス(漫画ではウイス)に評されている。その実力故、試合本番では第7宇宙チームの主将を務めた。
作中では実力が気になった悟空に不意打ちの攻撃を受けてもかわさず微動だにしない、ベジータの気迫で飛び散った会場のバリアの破片にも動じない、悟空でも倒せなかった第6宇宙の伝説の殺し屋ヒットを一撃で倒すなどの描写が見られた。
しかし、その正体は悟空とベジータを発奮させるために、ビルスによって第7宇宙最強の戦士を演じさせられていた、戦闘経験皆無の、ただの素人(一般人)。
格闘試合中も、試合の激しさを見て目を開けたまま何度も気絶している。バリアの破片に微動だにしなかった件もそのため。悟空による不意打ちの攻撃もかわせなかっただけであり、ヒットに勝てたのも、悟空に借りを返すためにヒットがわざと負けてくれただけである。そのためビルスも彼が勝利した際にはとても驚いていた。
しかし偶然とは言え第7宇宙を勝利へと導いた事により、その真実を知らない悟空からは第7宇宙最強の戦士と思われている。またミスター・サタンからもヒットに勝利したことから、一方的に気に入られている。
試合後はビルスから手間賃として大量の金銀財宝も貰い配達の仕事へ戻っていった。その後は祝勝会でジャコの荷物を届ける際に再登場。この際、悟空に試合を申し込まれ戦わされそうになるがミスター・サタンが作成したモナカの着ぐるみをビルスが着て成り代わる事で、その実力がバレることはなかった。しかしその過程で悟空以外の全員に実力がバレる事になってしまった。(展開の異なる漫画版ではこのエピソードが無く、未だモナカの実力は悟空以外にもバレていない。)
またその時の戦いにより、戦闘用に大きくなれる、他の戦士の肉体を操れる、ブウのように分裂出来るなど悟空に新たな勘違いを生み出させる事になった。
(これは、悟空が脳筋バカのような思考回路だったのが原因でもある)
祝勝会終了後もブルマへの荷物を届けるために再度地球に訪れたが、その際モナカのトラック型宇宙船に紛れ込んだトランクスと悟天と共に次の宅配先であった惑星ポトフで超人水(コメソン)による複製ベジータの一件に巻き込まれる。
この時、悟空と複製ベジータの戦いの凄まじさに再び気絶したが気絶から目覚めた際、偶然にも複製ベジータの本体であるコメソンの核を踏み潰しベジータの命を救うという活躍をした。最期は悟空のかめはめ波で複製ベジータは消滅したが悟空の中ではコメソンはモナカがやっつけた事になっているようで悟空からさらに尊敬の眼差しで見られるようになった。
以降は再度、配達の仕事へと戻り作中には登場しなくなった。宇宙サバイバル編の「力の大会」では未だに真実を知らない悟空から第7宇宙の代表選手候補として名をあげられるが、モナカは体調が良くないというビルスの嘘により出場することはなかった。
2023年4月1日、スーパードラゴンボールヒーローズに参戦が予告され、公式サイトがモナカで埋め尽くされる事態が起きた。また全てのパラメーターが99999でカンスト、戦いに必ず勝てるというアビリティを持ったとんでもないカードが掲載された。
しかし、これはエイプリルフールのネタであるため、本当に参戦するわけではないとされていた。
だが、ウルトラゴッドミッション7弾の限定ミッションで登場し、8弾にて本当に参戦する事になった(いずれも中身がビルスの方である)。