ラーメンライス
らーめんらいす
ラーメンとご飯の炭水化物のタッグであり、食べ方は千差満別ある。
その存在意義は「安上がりで腹一杯」に他ならず、食べ盛りの学生に特に需要がある。
なお、店によってはラーメンライスセットに漬物や餃子も含めた定食スタイルで提供される事もある。
セットメニューとしてラーチャ(ラーメン+半チャーハン)があるが、これも炭水化物のタッグであることに変わりはない。
つまりどういう事かというと…
※あくまでも一例である。
ラーメンとご飯を交互に食べること
すなわちラーメンが副菜(おかず)・汁物を兼ねている事からご飯のおかずにして食べる。
ラーメンによって具材は異なるが、具材でメシを食う・麺すらもメシのおかずにする。
「ライスおかわり自由」の店だと「ラーメンの塩気でどれだけ白米を食うか」という状態になる。
ラーメンの残ったスープにご飯を入れて食べること
すなわち〆の食べ方、即席のラーメンおじやというべきか。こちらはラーメンを食べ終わった後に追加でご飯をオーダーする食べ方にも対応する。
ヤッターマンではドロンジョがカップ麺の残り汁に冷や飯を入れて食っていた。クレヨンしんちゃんでもしんちゃんと上尾先生がこの食べ方を気に入ってると話すエピソードがある。
TVアニメ版「銀河鉄道999」ではあちこちの停車駅(星)で出る。昭和30~50年代の食事情が反映されたものであろう。また「男おいどん」など松本零士作品には頻繁にラーメンライスが登場する。ラーメンにはタマゴが乗っているのがお約束であるが、タマゴのトッピングは連載当時の「贅沢」の象徴であり、作品によっては「今日は給料日前だからタマゴはいいや」という描写も見られる。
他「美味しんぼ」「らーめん才遊記」「GOGO!ぷりん帝国」等にも1エピソードとして登場している。また「AIR」では「ラーメンセット」という名で登場している(こちらは餃子も付いてくる。)
「幸福の黄色いハンカチ」の冒頭で高倉健が注文したのは「ビールとカツ丼と醤油ラーメン」である。これはダブル炭水化物+肉という最高に腹が膨れる組み合わせである。