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ロック・ホーカー

ろっくほーかー

ロック・ホーカーとは『機動戦士ガンダム UC0094 アクロス・ザ・スカイ』及び『機動戦士ガンダム UC0096 ラスト・サン』の登場人物である。

概要

地球連邦軍内で、『n_i_t_r_o(ナイトロ)』システムの開発を行う『χ(カイ)プラン』の統括責任者。階級は大佐。目的の為には手段を選ばない冷血漢であり、失態をした部下には鉄拳を振るう等容赦ない制裁を下す。

一方で長いビジョンで極秘裏に物事を進める為の広い人脈と先見性、そしてイレギュラーへ対処する為の冷静さと即応力を併せ持つ。

『アクロス・ザ・スカイ』『ラスト・サン』の一連の事件の黒幕でもある。


ニュータイプを人類の革新ではなく『戦いを上手くやる兵の特殊な素質』と認識し、そして一年戦争はニュータイプとオールドタイプの生存競争の幕開けであるとの持論(これは『EXAM』を開発したクルスト・モーゼスと似た発想でもある)を有し、その存在に独自の危機感を抱いている。結果、『持たざる者(オールドタイプ)が持つ者(ニュータイプ)に対抗する為の手段』としてn_i_t_r_oを利用した『χプラン』を立案。グリプス戦役初期から第二次ネオ・ジオン抗争後までの長期に渡り計画を進めて来た(χプランはティターンズの敗退を契機に一時凍結され、その後『UC計画』でユニコーンガンダムの強化人間パイロットを安定供給するという名目で再スタートが図られた。同計画の成果物の一つが、バンシィ・ノルンに搭載されているアームド・アーマーXCである)。

ただし、『EXAM』や『NT-D』のように徒にニュータイプを抹殺する過分な力を求めるのではなく、『力の質』に差こそあれどn_i_t_r_oによってニュータイプの覚醒を『偶然』から『必然』へ書き換え、その存在に対して自衛を行うというのが彼の導き出した結論であり、他の対ニュータイプ計画とは一線を画する部分でもある。


だが彼の計画は『人間の脳を強制的に書き換える』というn_i_t_r_oの性質に頼った部分が大きく、目的の為には友軍を犠牲にし敵すら利用する自身の独善と非情さも重なり、その計画を危惧したピコ・アルティドールの『レイヴン隊』を筆頭に計画を阻むイレギュラーが多数発生。それを矯正する為に特務部隊『フレズベルク』を設立し、イレギュラーの排除を目論むものの、フレズベルクがレイヴンに同調する形で離反した為、その汚点を『清める』目的でネオ・ジオンのクローン・ニュータイプを主軸とした新生フレズベルク隊を編成。特殊介入部隊という立場を利用し、遂にはUC計画の成果物であるフェネクスを手中に収める。更にはフェネクスの暴走で事故に巻き込まれた際にニュータイプの素養をみせたサン・プレース、ルーニ・ヘリオ、ブルム・ライラック達の確保を試みるが、シャングリラコロニーでの新生フレズベルクの行動が結果としてサン達を保護していたアンヴァル隊やジオン残党に自身の計画を露見させる結果を招く。

しかし、彼はそれすらもイレギュラーではなく計画の一部として組み込み、n_i_t_r_oを使用した戦力の優位性を確立させる実戦テストとして、シャングリラで拉致したアンヴァル隊のジョリオン・ディ中尉をパイロットに組み込んだフェネクスとサイコガンダムの系列機を中心に編成した『ナイトロ隊』を実戦投入。自らもザナドゥのナイトロユニットにルーニ、ブルムを伴って搭乗し実戦に赴くが、フェネクスは袖付きのルガー・ルウ搭乗のリバウにアームド・アーマーXCを破壊されて気絶したジョリオンを救助されて無力化、ルーニとブルムもレイヴン隊によって救出される。ロック自身もガンダムデルタカイガンダムG-ファーストDXの前に敗北、自身の行いを全否定されながら戦死した。


関連項目

アクロス・ザ・スカイ

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