概要
特定のリズムを持つ光や音により、人間の脳をいったん麻痺させ、その間に暗示をかけることを指す。心理学の療法として、潜在記憶を引き出すために利用されることも多く、過去のトラウマを治療することにも使われる。
道具としては振り子、メトロノーム、ライターなどが使用されることが多い。
ちなみに日本の法律では、催眠術は相手の許可を得ない限り、術者が勝手に行ってはいけない。催眠術を行うという行為は刑法上「暴行」に当たり、相手を直接殴ったりスタンガンや麻酔銃で攻撃して相手の意識を奪う行為と同様に見なされる。
また、人によって極端に暗示にかかりやすく、場合によっては「はい解けました」と術者が言っても催眠が解けないような人もいるので、むやみやたらに催眠術を使用するのは危険であることを認識しておく必要がある。
その為、万が一の保険として通常の解除の暗示だけでなく二重にもうひとつ解除暗示をかけておく事があり例えば「ドアノブに触れると解除」等でより確実に解けるようにするという。
なお、pixivではR-18ネタの一つとして多く投稿されている。
催眠術と犯罪
「催眠術で他人に犯罪を犯させる事はできるか?」という疑問を抱いた人はいるかもしれない。
一般的には、「通常はできない」とされる。そんなことが簡単にできたら世の中催眠術を使った犯罪だらけになるだろう。
催眠術にかかった人間に殺人などの重大な犯罪をさせようとしても、本来の人格が拒否すると言われている。
しかし恐ろしいことに、長い労力をかけて本来の人格に対象の殺意を植え付ければ殺人などの重大な犯罪をさせる事も可能、とも言われる。
このレベルまで行くともはや催眠術でなく「洗脳」と呼ばれる。
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