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概要

大阪府吹田市古江台にある阪急電鉄千里線(HK-95)。

同線の終点だが、千里線が属する阪急京都線系統は大阪梅田駅(もしくは天下茶屋駅)向きが下りになっている。

千里ニュータウンの阪急側の玄関口として、1967年の路線延伸に伴い開設。

鉄道駅の自動改札機を日本で初めて、いや「世界で初めて」導入・設置した。当駅の改札口近くにアメリカ電気電子学会(IEEE)による『IEEEマイルストーン』認定銘板がある。

吹田市と箕面市豊中市の境に近いため、阪急箕面線の終点である箕面駅がそれなりの距離にあり、箕面市東部の住民にとっては千里中央駅と共に命綱になっている。

駅西側のバスターミナルより阪急バスが発着しており、千里中央駅を起点に当駅、箕面市北部を経て豊能郡豊能町方面へ向かう路線は、千里中央駅〜当駅の間を無停車とした急行運転を行う。

尚、梅田や堺筋線方面なら当駅を利用した方が楽で便利。

駅構造

相対式2面2線の高架駅。

阪急の終点駅としては唯一ホームが相対式2面2線となっており、また唯一終点駅の奥に引き上げ線のある駅ともなっている。これは開業直後に開催された大阪万博での増発に対応したもので、箕面方面の延伸計画があったためともされる(1972年に免許失効)。現在は一部の回送列車の折り返しなどで使われる程度で、通常は到着した電車は引き上げ線に入らず、そのまま折り返すことになる。

乗り場路線方向行先備考
1・2千里線→京都本線直通下り淡路十三大阪梅田行き主に1号線
千里線→大阪メトロ堺筋線直通下り天神橋筋六丁目日本橋天下茶屋行き
  • 淡路乗り換え:高槻市・京都河原町方面
主に2号線

次の駅

北千里駅→山田駅(HK-94)

利用状況

  • 2019年(令和元年)度の1日平均乗降人員は30,373人である(大阪府統計書より)。

利用状況比較表

年度乗降人員
2008年(平成20年)度28,477人
2009年(平成21年)度27,843人
2010年(平成22年)度27,310人
2011年(平成23年)度28,549人
2012年(平成24年)度28,773人
2013年(平成25年)度28,847人
2014年(平成26年)度29,159人
2015年(平成27年)度30,230人
2016年(平成28年)度28,468人
2017年(平成29年)度27,256人
2018年(平成30年)度28,423人
2019年(令和元年)度30,373人

余談

  • SNKに所属していたイラストレーター「北千里」の由来と思われる。
  • かつては国立循環器病研究センターの最寄り駅だったが、同センターは現在、同じ吹田市内のJR京都線岸辺駅前に移転している。

関連項目

阪急千里線 阪急京都線 堺筋線 大阪府内の駅一覧

「千里」つながり

千里中央駅(豊中市)、南千里駅千里山駅(吹田市)、千里丘駅(摂津市)

千里駅(富山県三重県にある駅。どちらも読みは異なる)

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