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概要

文字のごとく大人になったネプテューヌである。登場作品は新次元ゲイムネプテューヌVⅡで、三部作で構成されたVⅡ本編の第一部にあたる「零次元編」より登場。シリーズの主人公であり女神であるネプテューヌとは別人であるが、彼女の本名も「ネプテューヌ」である(その為、一部の作品では、「次元の旅人ネプテューヌ」という表記になっている)。


使用武器は、大型剣の二刀流と銃。


彼女は女神では無く普通の人間であるため歳は普通に取り、VⅡの物語開始時点でメインイラストの様な大人びた姿に成長している。

また、2人のネプテューヌが互いに話す場面もあり、ネプテューヌと大人ネプテューヌそれぞれのスキルも存在する。


元にいた世界については、プルなんとかと言う女神が国を治めていたと彼女が言っている事や、彼女が所持している『ねぷのーと』という本にクロワールを標本にしていた事から、おそらく神次元のプラネテューヌ(プルルートが治めている)出身の神次元ゲイムネプテューヌVのトゥルーエンドの最後に出てきてクロワールを捕獲した神次元のネプテューヌと同一人物と思われる。


性格は女神の方のネプテューヌとほとんど同じであり、楽天的だが仲間想い。またネプテューヌの妹であるネプギアの事はとても気に入っており彼女の様な妹が欲しいと発言している(ちなみにネプギアの方も大人ネプの事を彼女から懇願されて「お姉ちゃん」と呼ぶようになった)。しかし後述の様にしっかりとした一面も持ち合わせている。


ちなみに、彼女もナスが大嫌いである。正確には、「零次元編」にて初めて食べてみた所、一発で大嫌いになってしまい、それ以降は決して口にしなくなってしまった。

更にシリーズ通しての悪役であるマジェコンヌの事を「マザコング」等と呼び煽りまくるところもネプテューヌそっくりである。


ねぷのーと

彼女が所持している手帳の様な本。大きさは片手で持てる程度のサイズで、外見は完全に手帳そのもの。全体的に紫の配色がなされており、表紙の中央には「N」マークが入っている。入手経路は不明。


パッと見は前述の様に単なる手帳にしか見えないが、実は対象物を吸収し本のページに閉じ込められると言う特殊能力を持った本である。また、生き物を生きたまま吸収・封印でき、そしてその者の能力まで使用できるという性能まで持ち合わせている非常に便利な代物である。

ちなみに吸収された者が十分な力を持っていれば脱出する事も可能だが、吸収されている間はクロワール曰く「力を吸い取られる」らしく、自力のみでの脱出はほぼ不可能に近い。また、ページに食べ物を突っ込むことで吸収された者に食料を与える事も可能。


本編でのこのノートの主な被害者はクロワールとマジェコンヌで、両名とも封印され大人ネプの自由奔放な行動に振り回された。


大人ネプは普段このノートを日記や彼女の趣味である「昆虫採集」(一部明らかに虫で無い生き物が混ざっているが…)といった用途で使用していた。それに加えてクロワールを封印した後は、前述のノートの能力を利用してクロワールの力を使い次元旅行と旅行先の様々な次元で珍しい虫(とそれ以外の珍しい生物を手当たり次第)の採集を楽しんでいた。


中盤以降の活躍とクロワールとの出会い

最初は主人公サイドに協力していた彼女だが、物語が進むにつれ謎めいた行動もみせる様になっていき、第2部にあたる「超次元編」からは何故か敵サイドにいて、ベールのルートではベールとネプギアの足止めの為に彼女達と戦闘する事もあるなど謎めいた行動を見せる様になって来たが…。


実は陰で本作の黒幕である暗黒星くろめの妨害をしていた事が判明した(第3部にあたる「心次元編」でくろめにばれてしまったが)。


前述の様に道化を演じる一方でくろめ達敵サイドに所属して妨害工作を行ったり、危なくなったりすると一旦引いたほうがいいと提案したりと実は結構頭の回転は速い


ちなみにクロワールの力を手に入れたのは、彼女がまだ超次元のネプテューヌと同じ外見をしていた頃(丁度上記のVトゥルーエンドのエピローグ)で、初めは珍しい虫と思っただけだったが、クロワールの能力や歴史を「面白くする為」なら周囲がどうなろうが構わない愉快犯の側面を知ったことで、クロワールを封じる為にねぷのーとに封印、クロワールの事を「クロちゃん」と呼んで数年間も「クロワールの能力を使って好き勝手に遊びまくる自由気ままな女」を演じていた(もっとも、昆虫採集を楽しんでいたのは本当の様だったが)。ここでも彼女の「ふざけている様に見えてしっかりやるべきことはやってる」側面が見られた。


なお、クロワールの事はなんやかんやで彼女なりに大切に思っているらしく、とあるサブイベントで「クロちゃんと私はズッ友」と発言した。事実、本編でもクロワールを憎んだりないがしろにする様子は見られなかった。


全ての事件が終了した後は、クロワールの能力を利用しながら天王星うずめと共に超次元を冒険する様子がトゥルーエンドにて見られた。


余談ではあるが、巡った世界の中にはアイドルブームの世界(PSVitaの作品である「ネプテューヌPP」の世界?)もあり、またどこの次元の事かは不明だが、「うっかり世界を救っちゃった」事もあるらしい。


リメイクにあたる『ネプテューヌVⅡR』ではメインビジュアル及びキーキャラクターを担当している他、おまけのモードにも登場。上述の次元移動能力によって「VR次元」に辿り着き、プレイヤーと交流を深めていく事に。


アニメ

OVA作品3作全てにクロワールと共に登場。


「守護女神(ねぷ)のなつやすみ」

初登場回。

ラステイションの田舎山にあった時空の歪み(野良ゲート)を通って迷いこんできたネプギア達と出会う。

途中アクシデントもあったものの、ネプギア達を無事に超次元に送り返すことに成功した。


「ねぷねぷだらけの感謝祭(フェスティバル)」

ネプギア達と別れた後、どこかの野良ゲートを通って超次元に到着。

その後は紆余曲折あって気を失ってしまったネプテューヌの代わりにプラネテューヌのお祭りのショーに出演。その際にネプギア、アイエフコンパが制作した新装備、ジェネレーターユニットをお披露目した(ちなみに後発作品であるGameMakerR:Evolutionでもこの装備を使用している)。

そしてこのタイミングでもう一人の自分と邂逅している。


「陽だまりの茄花(リトルパープル)」

前作から引き続き超次元に滞在していたらしく、ネプギア達と共にレベルトリックの影響で幼児化してしまったノワールブランベールの世話をしており、レベルトリックやネプテューヌの捜索をしていたネプギアを手伝っていた。

そしてレベルトリックの位置が判明した後はジェネレーターユニットを纏いネプギアと共に捜索を開始。無事に二人が再会できたときは喜んでいた。

また、この次元(アニメの次元)に来る前にナスの味を知っていたのか、ナス畑に来たときに「ここ、すっごくナス臭くない…?」とこぼしていた描写もある。


余談

大人ネプのプロトタイプと思われるラフスケッチが、無印の予約特典のビジュアルブックに載っていた。

雰囲気は今の大人ネプとほぼ同じなのが特徴だが、その絵に対して「変身前も元々はこのぐらいだったんだろうか…」という文が載っており、守護女神・ネプテューヌの変身前の姿は他の3人と同じく、かつては変身後の雰囲気を大きく残していたが、ある機をきっかけに今のネプテューヌの姿に縮んでいたらしい、との事。


公式的には「成人しているかは不明」だそうなのだが、小さい方のネプテューヌの外見年齢は14歳という設定であり(これを無視しても「はいすくーる」などの学園系では、高校生扱いされる事がほとんど)、彼女がクロワールを捕まえたのはネプテューヌとほとんど変わらない姿の頃、そして本人曰く「元の次元にいた時間より旅している時間の方が長い」ため、情報を纏めると、二十歳どころか三十路の可能性すらあるんじゃないか、と一部のファンから突っ込まれている。


関連タグ

新次元ゲイムネプテューヌVⅡ 新次元ゲイムネプテューヌVⅡR


ネプテューヌ ネプギア クロワール

プルルート

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