ピクシブ百科事典は2023年6月13日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

目次 [非表示]

概要

地球などの天体大気圏の外の空間。単に「宇宙」と言われることが多い。


地球の大気圏と宇宙空間との明確な境界は無いが、国際航空連盟の取り決めでは、人工衛星の周回が可能になる高度100kmより上が宇宙空間とされる。アメリカ空軍アメリカ航空宇宙局の定義では、高度80km付近(中間圏熱圏との境界付近)より上を宇宙空間としている。


が、希薄な大気は地球の高度100km以上にも存在し、高度1万km付近まで検出されている。太陽系からはるかに離れた宇宙空間でも何も存在しないわけではなく、ごく薄い星間物質がある他、ダークマターダークエネルギーなどが満ち溢れているらしい。


特徴

宇宙空間は真空であり、大気による散乱もないため、目視てきる天体以外は暗闇に見える。また、大気に妨げられて地上に届かないもの(UVCなど)も素通しである。もちろん、人間生身で生存できる環境ではなく、生存のためには宇宙船宇宙服による空気(特に酸素)の保持や有害な電磁波などの遮蔽が必須である。


宇宙空間の平均温度は-270℃でほぼ絶対零度に近いが、真空のため熱伝導がほとんどなく、地上の気温の概念で捉えるのは適切ではない。宇宙機には機体に溜まった熱を赤外線の形で宇宙空間に棄てるラジエーターが取り付けられている。


宇宙空間自体は無重力ではなく、天体の動きと同様に物体は重力に支配される。

無重力状態は自由落下中に重力を感じなくなるのと同じであり、宇宙では地面からの抗力や空気抵抗を受けず、また衛星軌道であればずっと「落下し続ける」ことになるために、ずっと無重力に感じる。


関連項目

宇宙 虚無   夜空 大気圏 宇宙開発 SF

関連記事

親記事

宇宙 うちゅう

兄弟記事

pixivに投稿されたイラスト pixivでイラストを見る

pixivに投稿された小説 pixivで小説を見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 189749

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました